マーケット市況情報

2018年10月30日 10時00分

週報(10/22〜10/26)2018年10月30日 10時00分

830ドル台中盤でスタートした先週のプラチナ相場は、週初820ドル近辺に下落したものの、その後は米中の通商摩擦が米中経済の減速に繋がるとの見方を背景に、世界的にリスク回避志向が高まったことで金相場が上昇、これを受けて下げ幅を取り戻した。週後半は米中経済の減速懸念が実需減退という側面で上値を抑える一方で、堅調な金相場が支えとなり830ドル近辺を挟む展開に終始し、830ドル台前半で越週した。

先週の金相場は1,220ドル台後半でスタートすると23日には1,240ドル近辺まで上昇した。米国の対中関税が、米企業のコスト上昇や中国経済の減速に繋がると懸念され、米株式をはじめ世界的に株安が進んだことや、サウジアラビア情勢やイタリア財政問題への懸念が買い材料となった。一方で週を通して対欧州通貨を中心にドルが上昇基調で推移したことから押し戻される場面もあり、その後は概ね1,230ドル台での推移が続いた。週末にかけても米企業決算の不調から米株式の下落は止まらず、一時1,240ドルを上抜けたものの、その後上げ幅を縮小し1,230ドル台中盤で越週した。

14.60ドル近辺でスタートした先週の銀相場は概ね金相場につられる展開となった。米株式を中心に世界的な株安が進む中、サウジアラビア情勢やイタリア財政問題等への懸念もリスク回避的な金の買いを促し、銀相場もそれにつられる形で14.80ドル台後半まで上昇した。一方で世界的な株安の流れと、高関税の賦課が米中経済を減速させるとの見方が、工業需要の減速を想起させ銀相場の上値を抑えることとなり、週初とほぼ同水準の16.60ドル近辺で越週した。

112.50円近辺でスタートした先週の円相場は、週を通してリスク回避志向の高まりを背景とした円高ドル安基調の推移となった。週前半は引き続きサウジアラビア情勢とイタリア財政問題への懸念が意識された。また米企業の決算発表が相次ぐなか、将来的な米中通商摩擦の影響が言及され米株式をはじめ世界的な株安が進んだことも円買いを促すと、その後は株価睨みの様相を呈した。週末には米ハイテク企業の成長減速を嫌気し米株式が一段安となると一時111.30円台をつけた。その後はややドルが買い戻され111.80円近辺で越週した。
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