マーケット市況情報

2018年09月19日 10時00分

週報(9/10〜9/14)2018年09月19日 10時00分

先週のプラチナ相場は780ドル近辺でスタートすると、中旬にかけては方向感に欠け、790ドルを挟んでの相場展開となった。その後、米国が中国に貿易問題の再交渉を提案との報道が流れると、ドルが下落。これをきっかけにプラチナ相場は上昇に転じた。今月に入り800ドル台は非常に重たい水準となっていたが、それを超えての上昇は投機筋の損失確定の買いを巻き込む形となり、810ドル近辺まで上昇した。しかし、ファンダメンタル面の弱さを持つ故か、週をまたいでの上昇には至らず利益確定の売りが入り、790ドル台後半に下落して越週した。

1,195ドル近辺でスタートした先週の金相場は手がかりに欠ける展開となった。米国の通商問題に絡んだ警戒感は強いものの、金相場の要素よりドルの強弱の影響が強く、米国とカナダとの交渉が順調との報道や、中国との貿易問題の再交渉を提案との報道などにより、新興国通貨安に歯止めが掛かったことでドルが下落。これを受けて金相場は上昇する展開となった。その後トルコ中銀が市場予想の2倍近い6.25%の利上げを決定すると、ドル安の動きはさらに加速し、金相場は一時1,212ドル近辺まで上昇した。その後もドル安が続く展開と思われたが、金曜日にトランプ大統領が中国へ2,000億ドル相当の追加関税の準備を指示との報道が伝わると、ドルの買い戻しが入ったことから金相場は一転して急落し、1,195ドル近辺で越週した。

14.10ドル近辺でスタートした先週の銀相場は、総じて上値の重さが意識される展開となった。金相場が1,200ドルを回復した場面でも14.30ドル近辺までの上昇に留まり、米国の通商問題とそれに伴う産業用需要への影響を連想させる相場展開となった。14.00ドルを割り込む場面では買いも入ったことで少なからず下値は固めつつある印象だが、週末の米国の中国への追加関税検討の報道などは銀相場やその他非鉄相場の重石となっており、14.05ドル近辺で越週した。

111.00円近辺でスタートした先週の円相場は、米国が次の通商交渉の照準を日本に定めたとの警戒感から円高が進んだ前週の流れを引き継いで始まるも、米中再交渉の噂やカナダとの交渉が順調との報道などから、不安感が柔らぐにつれて円安が進む展開となった。後半にかけてはトルコやロシアの利上げにより、直近の新興国通貨安に対する不安感が後退。低金利通貨の売りが進むこととなり112.00円近辺まで円安が継続した。週末にトランプ大統領が中国へ2,000億ドル相当の追加関税の準備を指示との報道が伝わると市場全体では虚を衝かれた形となり、リスク回避のドル買いが進むも、その対象は円とはならず、円相場は112.00円近辺で小動きとなり越週した。
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