マーケット市況情報

2018年08月07日 10時00分

週報(7/30〜8/3)2018年08月07日 10時00分

830ドル近辺でスタートした先週のプラチナ相場は、週初売り買いが交錯したことで820ドル台中盤から830ドル近辺の狭いレンジで推移するも、米国と中国が貿易交渉を再開する可能性があるとの報道を背景とした実需の上昇期待から一時840ドル台中盤まで上昇した。その後FOMC(米連邦公開市場委員会)後の声明内容を背景としたドル高や、米国が中国に対しておよそ2,000億ドルもの中国製品への追加関税を準備していることについて当初の10%から25%に引き上げるとの報道から一転815ドル近辺まで下落した。週末にかけてインパラプラチナム社が今後大幅な人員削減を行う旨を発表するも、発表直後においては市場において目立った動きはなく推移した。そして米国で発表された雇用統計が市場予想を下回ったことへのドル安から堅調に推移し830ドル近辺にて越週した。

1,220ドル近辺でスタートした先週の金相場は、31日から開かれるFOMC(米連邦公開市場委員会)の発表内容を見極めたいとの思惑の広がりから落ち着いた流れで推移すると、同会合ではサプライズはなかったものの米国経済に対して堅調見通しにあるとの見解が表明されたことを背景に1,220ドルを割り込んだ。また、週末に発表される米雇用統計の前哨戦ともなるADP雇用統計が好調な結果となったことや米長期金利が上昇したことによるドル高から底値を探る展開となり一時1,205ドル近辺まで続落した。その後、週末に発表された米雇用統計が市場予想を下回ったことや中国が600億ドル相当の米国製品に報復関税を実施する考えがある旨を発表をしたことを背景に買い戻され1,210ドル台中盤にて越週した。

15.50ドル近辺でスタートした先週の銀相場は、週初落ち着いた流れで推移するも米国が中国に対して貿易交渉を再開する可能性を示唆する報道を背景とした実需の回復期待感から15.60ドル近辺まで上昇した。しかし、投機筋を中心とした利食い売りや、FOMC(米連邦公開市場委員会)の発表内容を背景としたドル高から週初スタート時点の水準を割り込み15.40ドル近辺まで下落した。その後も一時15.20ドル台中盤まで続落したが、米国で発表された雇用統計が市場予想を下回る結果となったことを背景とした金相場の上昇につられ15.40ドル近辺にて越週した。

111.00円近辺でスタートした先週の円相場は、週初米中の通商問題において協議が再開されるとの報道や日銀による金融政策決定会合後の黒田総裁の会見内容を背景に円が売られ111.80円近辺まで推移した。しかし、一転して米国が中国に対して関税率を当初発表の10%から25%に引き上げるとの報道から円が買い戻される展開となり111.40円近辺まで推移した。その後、週末に発表される米雇用統計の前哨戦となるADP雇用統計が好調な結果となったことによりドル高に推移するも、週末に発表される雇用統計を見極めたいとの思惑の広がりから111.60円を挟んだ展開で推移した。そして、同指標発表後は市場予想を下回る結果となったことから円が買い進まれ111.25円にて越週した。