マーケット市況情報

2018年07月31日 10時00分

週報(7/23〜7/27)2018年07月31日 10時00分

830ドル近辺でスタートしたプラチナ相場は、前週より800ドル割れの水準で買いが見られる中、下値を確認した安心感により週初から堅調な相場展開となり840ドル台後半へ上昇した。しかし、その後トランプ大統領とユンケル欧州委員会委員長の会談を受けて米国と欧州の間の貿易摩擦に対する懸念が緩むと、ドル高が進行する展開となった。週前半から上昇していたプラチナ相場にとってはドル高は投機筋の売りを呼ぶ格好の材料となり一転して反落、820ドル台前半に沈み越週した。

1,230ドル台前半でスタートした金相場は、米国の利上げ姿勢に加えて、日銀が金融政策の調整を検討しているとの見方が強まると、欧米で進む緩和的政策からの転換に日銀も加わるとの見方が広がり、主要通貨の長期金利が同時に上昇、金相場には下押し圧力がかかることとなり、一時1,220ドルを割り込む水準まで下落した。しかし、1,220ドル割れの水準では買いも見られ、やや持ち直すと、週末の米GDPの発表を前に様子見の雰囲気が強まり1,220〜1,230ドル近辺の狭いレンジでの値動きとなった。週末に発表された米第2四半期GDPは4.1%と強い経済を示す結果となり、結果金相場は一時1,220ドルを再び割り込む場面を見せると1,220ドル台前半で越週した。

15.50ドル近辺でスタートした銀相場は、金相場につられる相場となり、週初は軟調に推移するも15.40ドルを割り込む水準で実需の買いも見られ、底堅さを見せる結果となった。週末の米GDP発表の局面でも、一時15.35ドル近辺まで下落したもののすぐに切り返し下値を固める動きを継続、15.40ドル台中盤で越週した。

111.00円台中盤でスタートした円相場は、週初広がった日銀による金融政策の調整観測による金融市場の混乱から円高基調となると一時110.85円近辺まで推移した。しかし、当初日銀はその報道の火消しとも見られる動きを見せたことから週初の水準まで値を戻したが、欧米を中心に緩和策からの転換に対する警戒感は根強く、じわじわと円高が進行し、26日には一時110.65円近辺をつけた。その後米国と欧州の貿易摩擦回避の観測や、米GDPの好結果を受けた米経済の力強さの確認がなされると、週末にかけてはドル高円安が進み戻りを試す展開となったが、今週予定されている日銀の金融政策決定会合を前に一方へポジションを振る動きも出にくく、111.00円近辺で越週した。
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