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マーケット市況情報
2018年07月03日 10時00分
週報(6/25~6/29)2018年07月03日 10時00分
先週のプラチナ相場は週を通して軟調に推移した。880ドル近辺からスタートし、米中貿易摩擦の激化による実需の後退懸念が高まり870ドルを割り込むと、投機筋を中心とした売りにより860ドルまで下落した。その後、急激な下落に対する安値拾いの買いから870ドルに回復するも、ドル高を背景に再び860ドルを割り込むまで下落した。週末にかけて米国を中心とした貿易摩擦が米国企業自体にも影響を及ぼし始めているとの見方が強まったことから、一時840ドル近辺まで値を下げたが、米国の祝日を前にしたポジション調整の買戻しから反発し、850ドル近辺にて越週した。
先週の金相場は週を通して軟調に推移した。1,270ドル近辺でスタートすると、米中貿易摩擦激化を背景とした中国経済鈍化に伴うアジア圏の実需後退懸念から軟調に推移し、1,260ドル近辺まで下落した。その後、安値拾いによる買いと、米経済指標が市場予想を上回ったことにより利上げペースが加速するとの見方の高まりから売り買いが交錯し、1,250ドル台中盤を挟んで推移した。そして、週末にかけては投機筋を中心とした売りにより一時1240ドル台中盤まで下落するも、月末のポジション調整の買戻しから反発し1,250ドル近辺にて越週した。
先週の銀相場は金相場と同様、週を通しての下落基調となった。16.40ドル近辺からスタートすると、米中貿易摩擦の激化を背景としたアジア圏の実需後退懸念の高まりから軟調に推移し、16.20ドル近辺まで下落した。その後、16.20ドルを挟んだ展開で推移するも、米経済指標が市場予想を上回る結果だったことによるドル高などから節目となる16.00ドルを割り込むまで下落した。しかし、週末には実需の安値拾いから反発し16.10ドル近辺にて越週した。
110.00円近辺でスタートした先週の為替相場は、米中貿易摩擦の激化懸念の高まりを背景に109.40円近辺まで円が買い進まれるも、ユーロ安を背景としたドル高により再び週初の水準まで値を戻した。その後も円安に推移するも、米国が対中国に対して様子見ムードが漂ったことから110.20円を挟んだ展開で推移した。しかし、週末にはEUサミットにおいて悲観的な見方がされていた移民問題において合意が得られたとの報道や、米経済指標が市場予想を上回ったことから円安に推移し110.70円近辺にて越週した。
先週の金相場は週を通して軟調に推移した。1,270ドル近辺でスタートすると、米中貿易摩擦激化を背景とした中国経済鈍化に伴うアジア圏の実需後退懸念から軟調に推移し、1,260ドル近辺まで下落した。その後、安値拾いによる買いと、米経済指標が市場予想を上回ったことにより利上げペースが加速するとの見方の高まりから売り買いが交錯し、1,250ドル台中盤を挟んで推移した。そして、週末にかけては投機筋を中心とした売りにより一時1240ドル台中盤まで下落するも、月末のポジション調整の買戻しから反発し1,250ドル近辺にて越週した。
先週の銀相場は金相場と同様、週を通しての下落基調となった。16.40ドル近辺からスタートすると、米中貿易摩擦の激化を背景としたアジア圏の実需後退懸念の高まりから軟調に推移し、16.20ドル近辺まで下落した。その後、16.20ドルを挟んだ展開で推移するも、米経済指標が市場予想を上回る結果だったことによるドル高などから節目となる16.00ドルを割り込むまで下落した。しかし、週末には実需の安値拾いから反発し16.10ドル近辺にて越週した。
110.00円近辺でスタートした先週の為替相場は、米中貿易摩擦の激化懸念の高まりを背景に109.40円近辺まで円が買い進まれるも、ユーロ安を背景としたドル高により再び週初の水準まで値を戻した。その後も円安に推移するも、米国が対中国に対して様子見ムードが漂ったことから110.20円を挟んだ展開で推移した。しかし、週末にはEUサミットにおいて悲観的な見方がされていた移民問題において合意が得られたとの報道や、米経済指標が市場予想を上回ったことから円安に推移し110.70円近辺にて越週した。