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マーケット市況情報
2014年07月03日 14時37分
2014年6月の貴金属市況2014年07月03日 14時37分
価格ベース
金 US$:London Fixing 円建:税抜参考小売価格
プラチナ US$:London Fixing 円建: 〃
金(Gold)
■海外金相場
1,244.75ドルでスタートした6月の金相場は、月初に発表された米製造業に関する経済指標を材料に売り買いが交錯しやや方向感に欠ける展開となったものの、対ユーロでのドル上昇やウクライナ情勢の緊張緩和へ対する期待感からやや売りが優勢となり3日に月間最安値となる1,242.75ドルに下落しました。
5日には欧州中央銀行(ECB)が主要政策金利の引き下げなど追加金融緩和を決定。またドラギECB総裁がもう一段の追加緩和も辞さない構えを示したことからユーロ圏の低金利が長期化するとの観測が強まり6日には1,254.00ドルに上昇。5月の米雇用統計で非農業部門の就業者数は前月から縮小した一方でほぼ市場予想通りの結果であったことから影響は限定的となりましたが、やや買いが優勢となる中、徐々に下値を切り上げ11日には1,262ドルに上昇しました。
その後は世界成長率見通しの下方修正をきっかけに米株式相場が下落する中、安全資産としての側面から金相場への資金流入が継続。またイラク情勢の悪化を懸念したリスク回避の買いも見られ16日には1,281.75ドルに上昇しました。
月半ばにかけては米消費者物価指数が1年3ヵ月ぶりの上昇率となったことやこれまでの上昇に対する反動から17日に1264.50ドルに下落しましたが、米連邦公開市場委員会(FOMC)において量的緩和の追加縮小とゼロ金利の据え置きを決定。その後の会見でイエレンFRB議長が金利の引き上げの時期に言及しなかったことを受け早期利上げ観測が後退する中、金相場へ資金流入が旺盛となり20日に1,310ドルに上昇。またイラク情勢の悪化懸念から地政学的リスクが高まり24日には月間最高高値となる1,323.00ドルに上昇しました。
月末にかけては相場上昇に対する利益確定の売りにやや上値の重い展開となりましたが、2014年第1四半期の米国内総生産(GDP)が悪化したことなどから下値も限定的となり30日には1,315ドルをつけて越月しました。
■国内金相場
4,143円でスタートした6月の国内円建て相場は、月初ドル建て金価格の値動きは限定的となったものの、円安の進行に徐々に下値を切り上げ11日に4,192円に上昇しました。その後ドル建て金価格が大幅に上昇した月半ばには堅調地合を形成。20日に4,343円をつけると25日には月間最高値となる4,354円に上昇しました。月末にかけては円高の進行もあり上値の重い展開となり30日には4,317円に下落して越月しました。
プラチナ(Platinum)
■海外プラチナ相場
1,440ドルでスタートした6月のプラチナ相場は、長期化している南アフリカ鉱山会社のストライキ終結に向け南アフリカ政府が仲介案を提示したことを受けて、ストライキ終結への思惑から投機筋の手仕舞い売りが優勢となり4日に月間最安値となる1,421ドルに下落しました。
1,420ドル近辺はおおよそ1ヶ月ぶりの安値水準であったことで値頃感も台頭し下値をサポートされると、欧州中央銀行(ECB)のマイナス金利導入など追加金融緩和策の決定を受けて貴金属市場全般において投機筋の買いが旺盛となり9日には1,452ドルに上昇しました。
その後、南アフリカ政府の仲介による労働組合(AMCU)と鉱山会社の協議が合意に至らなかったことを受けて南ア鉱山会社のストライキ長期化懸念から供給不安が再燃。プラチナ相場は堅調地合を形成し11日には月間最高値となる1,483ドルに上昇。しかし産業用需要が引き続き低調の中、1,490ドル近辺では投機筋の利益確定の売りに押され上値を抑えられると、その後、南アフリカのストライキにおいて鉱山会社と労働組合(AMCU)がこれまでの交渉から一転して賃金と雇用条件について「原則的に」合意と発表。長期化していたストライキの終結観測から投機筋の売りが加速し17日には1,427ドルに下落しました。
1,420ドル台は直近の安値水準であったことから再び下値を支えられると、南アフリカでのストライキにおいて原則的な合意が発表されたものの、労働組合(AMCU)が新たな要求を示したことでストライキ終結への期待感が失速。ストライキ長期化への思惑買いから上昇基調に転換し19日には1,470ドル近辺に上昇しました。23日には南アフリカのストライキにおいて労働組合(AMCU)が鉱山会社側の賃上げ提案を受け入れストライキの終結を宣言。この発表を受けて一時1,445ドル近辺に下落しましたが、ストライキ終結をきっかけとした投機筋の買戻しの動きも見られ、その後は反発。24日に1,465ドルに値を戻すと、おおよそ5ヶ月間続いたストライキに伴う南ア鉱山のプラチナ生産量減少から供給不足に対する懸念は根強く、月末にかけては堅調地合を維持し30日には1,480ドルに上昇して越月しました。
■国内プラチナ相場
4,804円でスタートした6月の国内円建て相場は、4日に月間最安値となる4,773円に下落した後、ドル建てプラチナ価格の上昇に歩調を合わせるかたちで11日に月間最高値となる4,899円に上昇しました。月半ばにかけては軟調地合を形成し17日には4,781円に下落しましたが、月後半にかけては再び上昇基調に転換し、月末30日には4,857円に値を戻して越月しました。
銀(Silver)
■海外銀相場
18.81ドルでスタートした6月の銀相場は、月初に発表された米製造業に関する経済指標の結果を材料に売り買いが交錯する展開となった一方で、銀独自の材料に欠ける中やや売りが優勢となり4日に月間最安値となる18.76ドルに下落しました。
5日には欧州中央銀行(ECB)が主要政策金利の引き下げなど追加金融緩和を決定したことをきっかけに金など貴金属相場が全般的に上昇。発表された5月の米雇用統計で非農業部門の就業者数は前月から縮小した一方でほぼ市場予想通りの結果であったことから影響は限定的となりましたが、金相場に追随するかたちでやや買いが優勢となり9日に19.11ドルに上昇しました。10日には一時19.00ドル近辺に下落する場面が見受けられましたが、イラク情勢の悪化を懸念したリスク回避の動きから金相場が堅調な推移を示す中、銀相場も徐々に下値を切り上げ16日には19.67ドルに上昇しました。
20ドルを目前に投機筋の利益確定の売りが見られ一旦は上値を抑えられたものの、18日に米連邦公開市場委員会(FOMC)で量的緩和の追加縮小とゼロ金利政策の維持を決定。早期の利上げ観測が後退する中、金相場同様に投機資金の流入が旺盛となり4月以来おおよそ2ヶ月ぶりに20ドルの大台を突破し20日に20.62ドルに上昇。その後も不安定なイラク情勢を背景に堅調な推移を示す金相場に追随するかたちで値を伸ばし、24日には月間最高値となる21.12ドルに上昇しました。
21ドルを越える水準では投機筋の利益確定の売りにやや上値が重い展開となったものの、その後発表された米国の2014年第1四半期の実質GDPが下方修正されたことなどを材料に金相場同様下値は限定的となり月末30日には20.87ドルをつけて越月しました。
■国内銀相場
64.40円にてスタートした6月の国内円建て相場は、ドル建て価格の上昇と円安の進行に11日に66.10円に上昇しました。その後は円安基調に一服感が見られたものの、引き続きドル建て銀価格が上昇基調を維持したことから国内円建て価格も下値を切り上げ19日には68.20円に上昇しました。月後半にかけては円高基調となったものの、ドル建て銀価格が堅調な推移を示したことで27日には月間最高値となる71.90円に上昇し、月末30日は71.20円をつけて越月しました。
■為替相場
101.95円でスタートした6月のドル円相場は、月初に米サプライマネジメント協会が発表した5月の製造業景況感指数が前月から改善したことなどを材料に米国の景気回復基調が意識される中、ドル買い・円売りの動きが強まり5日には月間最安値となる102.65円に下落しました。
欧州中央銀行(ECB)が政策金利の引き下げに加え、民間銀行が中央銀行に預け入れる余剰資金の金利をマイナスにする政策の導入を決定。これまでに累積していたユーロ売りの反動から対ドルでのユーロ買戻しの動きが高まる中、この流れがドル円相場にも波及し、ドル売り・円買いの動きが優勢となり6日には102.36円に上昇しました。5月の米雇用統計で労働環境の改善が示されたことを受けてドル買い・円売りの動きから一時102.60円近辺まで下落する場面が見受けられましたが、米失業保険申請数や米小売売上高が低調な結果であったことなどから米株式相場が下落。またイラク情勢の緊迫化を背景にドル売り・円買いの動きが旺盛となり13日には101.80円に上昇しました。
月半ばにかけては発表された米製造業に関する経済指標や米消費者物価指数(CPI)が予想以上に上昇したことをきっかけにドル買い・円売りの動きが強まり、18日には102.17円に下落しました。その後米連邦公開市場委員会(FOMC)で量的緩和の追加縮小とゼロ金利政策の維持が決定。また2014年度の経済成長率見通しが下方修正されたほか、緩和的な金融政策を当面継続する姿勢が示されたことでドル売り・円買いの動きが優勢となり20日には101.92円に上昇しました。
月末にかけては1~3月期の米GDP確定値が市場予想より大幅に下方修正されたことや個人消費に関する経済指標が低調であったことなどから米景気の回復の勢いにやや慎重な見方が台頭する中、ドル売り・円買いの流れが継続し30日には月間最高値となる101.36円に上昇して越月しました。
以上
金 US$:London Fixing 円建:税抜参考小売価格
プラチナ US$:London Fixing 円建: 〃
金(Gold)
■海外金相場
1,244.75ドルでスタートした6月の金相場は、月初に発表された米製造業に関する経済指標を材料に売り買いが交錯しやや方向感に欠ける展開となったものの、対ユーロでのドル上昇やウクライナ情勢の緊張緩和へ対する期待感からやや売りが優勢となり3日に月間最安値となる1,242.75ドルに下落しました。
5日には欧州中央銀行(ECB)が主要政策金利の引き下げなど追加金融緩和を決定。またドラギECB総裁がもう一段の追加緩和も辞さない構えを示したことからユーロ圏の低金利が長期化するとの観測が強まり6日には1,254.00ドルに上昇。5月の米雇用統計で非農業部門の就業者数は前月から縮小した一方でほぼ市場予想通りの結果であったことから影響は限定的となりましたが、やや買いが優勢となる中、徐々に下値を切り上げ11日には1,262ドルに上昇しました。
その後は世界成長率見通しの下方修正をきっかけに米株式相場が下落する中、安全資産としての側面から金相場への資金流入が継続。またイラク情勢の悪化を懸念したリスク回避の買いも見られ16日には1,281.75ドルに上昇しました。
月半ばにかけては米消費者物価指数が1年3ヵ月ぶりの上昇率となったことやこれまでの上昇に対する反動から17日に1264.50ドルに下落しましたが、米連邦公開市場委員会(FOMC)において量的緩和の追加縮小とゼロ金利の据え置きを決定。その後の会見でイエレンFRB議長が金利の引き上げの時期に言及しなかったことを受け早期利上げ観測が後退する中、金相場へ資金流入が旺盛となり20日に1,310ドルに上昇。またイラク情勢の悪化懸念から地政学的リスクが高まり24日には月間最高高値となる1,323.00ドルに上昇しました。
月末にかけては相場上昇に対する利益確定の売りにやや上値の重い展開となりましたが、2014年第1四半期の米国内総生産(GDP)が悪化したことなどから下値も限定的となり30日には1,315ドルをつけて越月しました。
■国内金相場
4,143円でスタートした6月の国内円建て相場は、月初ドル建て金価格の値動きは限定的となったものの、円安の進行に徐々に下値を切り上げ11日に4,192円に上昇しました。その後ドル建て金価格が大幅に上昇した月半ばには堅調地合を形成。20日に4,343円をつけると25日には月間最高値となる4,354円に上昇しました。月末にかけては円高の進行もあり上値の重い展開となり30日には4,317円に下落して越月しました。
プラチナ(Platinum)
■海外プラチナ相場
1,440ドルでスタートした6月のプラチナ相場は、長期化している南アフリカ鉱山会社のストライキ終結に向け南アフリカ政府が仲介案を提示したことを受けて、ストライキ終結への思惑から投機筋の手仕舞い売りが優勢となり4日に月間最安値となる1,421ドルに下落しました。
1,420ドル近辺はおおよそ1ヶ月ぶりの安値水準であったことで値頃感も台頭し下値をサポートされると、欧州中央銀行(ECB)のマイナス金利導入など追加金融緩和策の決定を受けて貴金属市場全般において投機筋の買いが旺盛となり9日には1,452ドルに上昇しました。
その後、南アフリカ政府の仲介による労働組合(AMCU)と鉱山会社の協議が合意に至らなかったことを受けて南ア鉱山会社のストライキ長期化懸念から供給不安が再燃。プラチナ相場は堅調地合を形成し11日には月間最高値となる1,483ドルに上昇。しかし産業用需要が引き続き低調の中、1,490ドル近辺では投機筋の利益確定の売りに押され上値を抑えられると、その後、南アフリカのストライキにおいて鉱山会社と労働組合(AMCU)がこれまでの交渉から一転して賃金と雇用条件について「原則的に」合意と発表。長期化していたストライキの終結観測から投機筋の売りが加速し17日には1,427ドルに下落しました。
1,420ドル台は直近の安値水準であったことから再び下値を支えられると、南アフリカでのストライキにおいて原則的な合意が発表されたものの、労働組合(AMCU)が新たな要求を示したことでストライキ終結への期待感が失速。ストライキ長期化への思惑買いから上昇基調に転換し19日には1,470ドル近辺に上昇しました。23日には南アフリカのストライキにおいて労働組合(AMCU)が鉱山会社側の賃上げ提案を受け入れストライキの終結を宣言。この発表を受けて一時1,445ドル近辺に下落しましたが、ストライキ終結をきっかけとした投機筋の買戻しの動きも見られ、その後は反発。24日に1,465ドルに値を戻すと、おおよそ5ヶ月間続いたストライキに伴う南ア鉱山のプラチナ生産量減少から供給不足に対する懸念は根強く、月末にかけては堅調地合を維持し30日には1,480ドルに上昇して越月しました。
■国内プラチナ相場
4,804円でスタートした6月の国内円建て相場は、4日に月間最安値となる4,773円に下落した後、ドル建てプラチナ価格の上昇に歩調を合わせるかたちで11日に月間最高値となる4,899円に上昇しました。月半ばにかけては軟調地合を形成し17日には4,781円に下落しましたが、月後半にかけては再び上昇基調に転換し、月末30日には4,857円に値を戻して越月しました。
銀(Silver)
■海外銀相場
18.81ドルでスタートした6月の銀相場は、月初に発表された米製造業に関する経済指標の結果を材料に売り買いが交錯する展開となった一方で、銀独自の材料に欠ける中やや売りが優勢となり4日に月間最安値となる18.76ドルに下落しました。
5日には欧州中央銀行(ECB)が主要政策金利の引き下げなど追加金融緩和を決定したことをきっかけに金など貴金属相場が全般的に上昇。発表された5月の米雇用統計で非農業部門の就業者数は前月から縮小した一方でほぼ市場予想通りの結果であったことから影響は限定的となりましたが、金相場に追随するかたちでやや買いが優勢となり9日に19.11ドルに上昇しました。10日には一時19.00ドル近辺に下落する場面が見受けられましたが、イラク情勢の悪化を懸念したリスク回避の動きから金相場が堅調な推移を示す中、銀相場も徐々に下値を切り上げ16日には19.67ドルに上昇しました。
20ドルを目前に投機筋の利益確定の売りが見られ一旦は上値を抑えられたものの、18日に米連邦公開市場委員会(FOMC)で量的緩和の追加縮小とゼロ金利政策の維持を決定。早期の利上げ観測が後退する中、金相場同様に投機資金の流入が旺盛となり4月以来おおよそ2ヶ月ぶりに20ドルの大台を突破し20日に20.62ドルに上昇。その後も不安定なイラク情勢を背景に堅調な推移を示す金相場に追随するかたちで値を伸ばし、24日には月間最高値となる21.12ドルに上昇しました。
21ドルを越える水準では投機筋の利益確定の売りにやや上値が重い展開となったものの、その後発表された米国の2014年第1四半期の実質GDPが下方修正されたことなどを材料に金相場同様下値は限定的となり月末30日には20.87ドルをつけて越月しました。
■国内銀相場
64.40円にてスタートした6月の国内円建て相場は、ドル建て価格の上昇と円安の進行に11日に66.10円に上昇しました。その後は円安基調に一服感が見られたものの、引き続きドル建て銀価格が上昇基調を維持したことから国内円建て価格も下値を切り上げ19日には68.20円に上昇しました。月後半にかけては円高基調となったものの、ドル建て銀価格が堅調な推移を示したことで27日には月間最高値となる71.90円に上昇し、月末30日は71.20円をつけて越月しました。
■為替相場
101.95円でスタートした6月のドル円相場は、月初に米サプライマネジメント協会が発表した5月の製造業景況感指数が前月から改善したことなどを材料に米国の景気回復基調が意識される中、ドル買い・円売りの動きが強まり5日には月間最安値となる102.65円に下落しました。
欧州中央銀行(ECB)が政策金利の引き下げに加え、民間銀行が中央銀行に預け入れる余剰資金の金利をマイナスにする政策の導入を決定。これまでに累積していたユーロ売りの反動から対ドルでのユーロ買戻しの動きが高まる中、この流れがドル円相場にも波及し、ドル売り・円買いの動きが優勢となり6日には102.36円に上昇しました。5月の米雇用統計で労働環境の改善が示されたことを受けてドル買い・円売りの動きから一時102.60円近辺まで下落する場面が見受けられましたが、米失業保険申請数や米小売売上高が低調な結果であったことなどから米株式相場が下落。またイラク情勢の緊迫化を背景にドル売り・円買いの動きが旺盛となり13日には101.80円に上昇しました。
月半ばにかけては発表された米製造業に関する経済指標や米消費者物価指数(CPI)が予想以上に上昇したことをきっかけにドル買い・円売りの動きが強まり、18日には102.17円に下落しました。その後米連邦公開市場委員会(FOMC)で量的緩和の追加縮小とゼロ金利政策の維持が決定。また2014年度の経済成長率見通しが下方修正されたほか、緩和的な金融政策を当面継続する姿勢が示されたことでドル売り・円買いの動きが優勢となり20日には101.92円に上昇しました。
月末にかけては1~3月期の米GDP確定値が市場予想より大幅に下方修正されたことや個人消費に関する経済指標が低調であったことなどから米景気の回復の勢いにやや慎重な見方が台頭する中、ドル売り・円買いの流れが継続し30日には月間最高値となる101.36円に上昇して越月しました。
以上