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マーケット市況情報
2013年01月16日 10時00分
週報(1/7~1/11)2013年01月16日 10時00分
1560ドル近辺でスタートした先週のプラチナ相場は、週初に米金融緩和早期打ち切り観測から一時1550ドル近辺まで下落するも、その後は世界最大のプラチナ生産者である南アフリカのアングロプラチナム社が不採算鉱山の閉鎖をすすめるとの観測や好調な米自動車販売から堅調に推移し、週末には一時1640ドルまで上昇した後、手仕舞い売りから1630ドル近辺まで下落して越週しました。
1660ドル近辺でスタートした先週の金相場は、当初前週後半の米金融緩和早期終了観測を嫌気して1650ドル近辺まで下落するも、その後は押し目買いや旧正月を控えた中国勢の現物買いから反発しました。ドル高を嫌気して一時反落するも、10日にはECBが利下げを見送ったことによるユーロ高ドル安や12月の中国の貿易統計が堅調だったことを背景に急反発し、一時1680ドル目前まで上昇も、週末には手仕舞い売りから1660ドル近辺まで下落しました。今週に入って、米金融緩和継続観測から1660ドル台後半まで上昇しています。
88円台前半でスタートした先週の円相場は、急激な円安に対する円の売られすぎ感から週前半は円高傾向に推移し、一時86円台まで上昇しました。しかしその後は、政府の円高是正策への期待や政府が日銀に対する金融緩和圧力を強めていることを背景に円安傾向となり、89円台前半で越週しました。