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マーケット市況情報
2012年09月04日 10時00分
週報(8/27~8/31)2012年09月04日 10時00分
1550ドル近辺でスタートした先週のプラチナ相場は、前週までの上昇に対する利益確定売りや週末の米連邦準備制度理事会(FRB)議長講演を控えたポジション調整の売りから週半ばにかけて軟調に推移し、1520ドル台まで下落しました。さらにその後、米株や原油の下落に加え、南アのロンミン社鉱山でのスト終結に向けて労使交渉再開されるとの報から供給不安が後退し、一時1500ドル目前まで下落しました。しかし、週末の米FRB議長講演で米追加金融緩和期待が継続したことを材料に1540ドル近辺まで上昇して越週しました。
1670ドル近辺でスタートした先週の金相場は、週末に米連邦準備制度理事会(FRB)議長講演を控えて、米金融緩和への期待から週始めに一時1680ドル目前まで上昇しましたが、その後は米金融政策の先行きを巡って動きづらい展開の中、利益確定や持ち高調整の売りから週後半にかけて1650ドル台後半まで下落しました。週末には実施された米FRB議長講演が市場予想に沿った量的緩和第三弾(QE3)への期待をつなぐ内容であった事から大きく買い戻され、1690ドル近辺まで上昇して越週しました。
78.70円近辺でスタートした先週の円相場は、週末に開催される米連邦準備制度理事会(FRB)バーナンキ議長の講演を控えて、動きづらい展開となり、78.60円を中心とした狭いレンジ内での動きに終始しました。その後の米FRB議長講演が量的緩和第三弾(QE3)に言及する内容であったことからドルが下落し、78.45円近辺で越週しました。