マーケット市況情報

2018年04月03日 10時00分

週報(3/26〜3/30)2018年04月03日 10時00分

950ドル台中盤でスタートした先週のプラチナ相場は、概ね金相場につられる展開となった。週初、米国や欧州でロシア外交官複数人が国外追放されたことを受け、960ドル台前半に上昇したものの、その後は貿易戦争懸念の後退や中朝首脳会談を受けた北朝鮮の非核化期待を背景に軟調に推移した。さらに、今年に入り、欧州でのディーゼル車需要の減少観測や、貿易戦争による景気減速等への懸念が広がり、実需面でのサポート材料が見られない中で売り込まれたことから、一時930ドルを割り込む大幅な下落となった。その後はやや買い戻されたものの、イースター休暇に入ると動意は乏しく、940ドル台前半で越週した。

1340ドル台後半でスタートした先週の金相場は、英国で起きたロシア人元二重スパイの暗殺未遂事件にロシアが関与しているとして、米国や欧州でロシア外交官を国外追放したとの報道を受け、リスク回避的な買いから1350ドル台後半まで上昇した。一方で同日は貿易摩擦に関する米中間の協議が始まり、ドルや米株式が持ち直していたことから、徐々に利食い売りが優勢となると、28日には中朝首脳会談の開催を受けた北朝鮮の非核化期待や、米2017年第4四半期GDPの上方修正等を背景に下げ足を速め、1320ドル台中盤へと推移した。その後はイースター休暇に入ったことで動意は乏しく1320ドル台後半で越週した。

16.60ドル近辺でスタートした先週の銀相場は、概ね金相場につられる展開となった。週初、米国や欧州でのロシア外交官の国外追放を受けた金相場の上昇につられたものの、その後は米中間の貿易戦争懸念が和らぐ中で下落に転じた。さらに中朝首脳会談を受けた北朝鮮の非核化への期待感や、良好な米経済指標を背景としたドル高から下げ幅を拡大し、16.20ドル台まで下落した。その後は、イースター休暇に入ったことで動意は乏しく、16.40ドル近辺で越週した。

104.60円近辺でスタートした先週の円相場は、週初、貿易摩擦に関して米中間で協議を開始したとの報道を受けて、貿易戦争懸念が和らいだことでドルが買い戻されると、その後も株式が持ち直す中で105.80円近辺に推移した。週央は105円台後半で揉み合う展開となったものの、28日に実施された中朝首脳会談において金正恩朝鮮労働党委員長が非核化に前向きな姿勢を示すと、さらに米国では2017年第4四半期GDPの確定値が上方修正が発表されたことも材料視されドルが買われると、一時107円台をつけた。しかしその後は、利益確定売り等からドルの上値は抑えられると、イースター休暇が始まる中、週末は動意に乏しく、106.30円近辺で越週した。