マーケット市況情報

2017年12月12日 10時00分

週報(12/4〜12/8)2017年12月12日 10時00分

940ドル台中盤でスタートした先週のプラチナ相場は、週前半は前週の流れを引き継いだことや、米税制改革への期待感の高まりによる金相場の下落を受けて軟調に推した。その後、米政府のつなぎ予算の承認やトランプ大統領が来月にインフラ整備計画を発表するとの報道を背景にドルが堅調に推移したことで続落し900ドルを割り込んだ。週末に発表された米11月雇用統計は強弱入り混じる結果となるも、12月利上げが確実視される状況は変わらない中でさらに売られ、880ドル台中盤で越週した。

1270ドル台中盤でスタートした先週の金相場は、土曜日に米上院で税制改革法案が可決され、税制改革への期待感が高まる中で軟調に推移した。週央にはトランプ大統領がエルサレムをイスラエルの首都と公式に認定すると発言し中東情勢悪化への懸念が意識されたものの反応は限定的だった。その後、1260ドルを下回ったためにさらに売りが出ると、米政府のつなぎ予算が両院で可決されたことによる一部政府機関の閉鎖の回避を背景としたドルの上昇も加わり1240ドル台中盤まで下落した。週末には米11月雇用統計が発表されたものの強弱入り混じる結果に大きな反応はなく1240ドル台中盤で越週した。

16.30ドル台中盤でスタートした先週の銀相場は、土曜日に米上院で税制改革法案が可決され、税制改革への期待感が高まる中で金相場につられて軟調に推移した。また、非鉄金属相場の軟調推移も銀相場の上値を抑えたと見られ、木曜日には16ドルを割り込んだ。その後も米政府のつなぎ予算の可決により一部政府機関の閉鎖が回避されドルが上昇する中で下げ幅を広げ、15.70ドル台中盤で越週した。

112.50円近辺でスタートした先週の為替相場は、週初ドル買いが進んだものの、市場最高値を更新した米株式の反落や中東情勢への懸念を背景にドル売り優勢に転じ112.10円近辺に推移した。しかし、週後半は米税制改革が実現に向けて進む中、トランプ大統領が来月にインフラ整備計画を発表するとの報道や、つなぎ予算の可決により米政府機関の一部閉鎖が回避されたことを受けて113.60円近辺までドルが買われた。その後発表された米11月雇用統計は強弱入り混じる結果となったためにはっきりとした方向感は出ず、113.50円近辺で越週した。