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2017年09月12日 10時00分

週報(9/4〜9/8)2017年09月12日 10時00分

日曜の北朝鮮による水爆実験を受けて1010ドル台中盤でスタートした先週のプラチナ相場は、独自材料に乏しいなか手仕舞い売りから軟調な展開となると、米長期金利の下落を受けた金相場の上昇や南アランド高を背景に一時上昇する場面もあったものの、週央には1000ドルを割り込んだ。しかし、ドラギECB(欧州中央銀行)総裁が量的緩和策の段階的縮小に関する議論を今年10月以降に本格的に開始することを示唆したことでユーロ買いが進行、対ユーロを中心としたドル安を背景に一時1020ドル台まで上昇した。その後は利食い売りから上げ幅を削り1010ドル近辺で越週した。

日曜の北朝鮮による水爆実験を受けて1330ドル台中盤に上昇してスタートした先週の金相場は、週前半は複数のFRB(米連邦準備制度理事会)高官が利上げに対して慎重な姿勢を示したことによる米長期金利の下落を背景に堅調に推移。週央にはトランプ大統領と米民主党が米政府の債務上限の3カ月間の引き上げに合意したことが下げ要因となったものの、ECB(欧州中央銀行)の量的緩和縮小への期待を背景としたユーロ高・ドル安、大型ハリケーンによる米国経済への悪影響への懸念等を背景に一時1350ドル台後半まで上昇した。その後は利食い売りから上げ幅を削り1340ドル台中盤で越週した。

17.80ドル近辺でスタートした先週の銀相場は、終始金相場に追随する展開となった。北朝鮮による水爆実験の実施や、FRB(米連邦準備制度理事会)高官が利上げに慎重な見方を示しことによる利上げ観測の後退を背景とした金相場の上昇につられ18ドル台に入ると、その後、米国の債務問題に対する懸念の後退から上げ幅を削ったものの、週後半にはECB(欧州中央銀行)の量的緩和縮小への期待を背景としたユーロ高・ドル安や、大型ハリケーンによる米国経済への悪影響への懸念等を背景に金相場の上昇につられ一時18.20ドル台まで上昇。その後は上げ幅を削り18.05ドル近辺で越週した。

日曜の北朝鮮による水爆実験を受け109.40近辺でスタートした先週の為替相場は、複数のFRB(米連邦準備制度理事会)高官が利上げに慎重な姿勢を示したことによる米長期金利の下落を背景にドル売り・円買いが進行、108円台に入った。その後、トランプ大統領と米民主党が3カ月間の債務上限の引き上げに合意したことを受けて、政府機関の一時閉鎖や債務不履行への懸念が後退したことでドルが買われたものの、期限付きの合意に過ぎないことから影響は限定的だった。週後半にはドラギECB(欧州中央銀行)総裁が量的緩和の段階的縮小に関する議論を今年10月以降に本格的に開始すると示唆したことでユーロ買・ドル売りが進行、ドル円は一時107.30円近辺まで推移すると、その後やや行き過ぎたドル売りの巻き戻しから107.80円近辺で越週した。