マーケット市況情報

2017年08月15日 10時00分

週報(8/7〜8/10)2017年08月15日 10時00分

960ドル台後半でスタートした先週のプラチナ相場は、週初は南アフリカのズマ大統領への不信任投票が非公開で開催される予定との報道を受け、南アランドが上昇したことで強含みの展開となった。その後、ズマ大統領の不信任動議は否決となり南アランドは反落したものの、北朝鮮がミサイルに搭載可能な小型核弾頭の開発や、グアム周辺への中距離弾道ミサイルによる攻撃を検討していることを発表すると、これに対してトランプ大統領が軍事的解決を示唆し米朝関係が緊迫化する中、ドルの下落や金相場の上昇を背景に続伸し980ドル台後半で越週した。

1250ドル台後半でスタートした先週の金相場は、値動きの乏しい夏枯れ相場の様相で始まると、良好な米国の6月求人数が下押し材料となり一時下落したものの、その後は、北朝鮮情勢の緊迫化を背景に堅調に推移した。北朝鮮がミサイルに搭載可能な小型核弾頭の開発や、グアム周辺への中距離弾道ミサイルによる攻撃を検討していることを発表したこと、また、これに対してトランプ大統領が軍事的解決の構えを示唆するなど、両国の威嚇が続いたことで、地政学的リスクの高まりを背景とした世界的な株安やドルの全面安が進む中、金相場は上昇し1290ドル近辺で越週した。

16.20ドル台後半でスタートした先週の銀相場は、北朝鮮がミサイルに搭載可能な小型核弾頭の開発や、グアム周辺への中距離弾道ミサイルでの攻撃の検討していることを発表したことに対して、トランプ大統領が軍事的解決を示唆するなど米朝関係に緊張感が高まる中、金相場に追随し一時17.20ドル近辺まで上昇した。また、8月に入り金相場に対する割安感が広がっていたことも買い意欲を高める材料となり、17.10ドル近辺で越週した。

110.60円近辺でスタートした先週の為替相場は、週初は8日に発表された米国の6月求人数の良好を受けて、米国の労働市場環境の良好さが示される中、一定のドル買いに支えられたものの、北朝鮮がミサイルに搭載可能な小型核弾頭の開発や、グアム周辺への中距離弾道ミサイルによる攻撃を検討していることを発表したことを受け、トランプ大統領が軍事的解決の構えを示唆すると、両国の威嚇が続く中、地政学的リスクの高まりを背景にドル売り・円買いの展開となった。週後半に発表された米経済指標に軟調な結果が続いたこともドル売りに拍車をかけ109.20円近辺で越週した。