マーケット市況情報

2017年06月13日 10時00分

週報(6/5〜6/9)2017年06月13日 10時00分

960ドル近辺でスタートした先週のプラチナ相場は、週後半に英総選挙、ECB(欧州中央銀行)理事会、コミー前FBI長官の議会証言等の注目材料を控えて市場に警戒感が漂う中、前週末までの上昇基調を引き継ぎ堅調に推移すると、金相場の上昇につられ970ドル近辺まで上昇した。しかし、ECB理事会でインフレ見通しを引き下げる用意があるとの報道がされたことや、7日に公表されたコミー前FBI長官の議会証言の草稿がトランプ政権にとって致命的な内容ではないとの見方が広がったことによる、ドルの上昇を受けて940ドル近辺まで下落した。その後も英総選挙での与党苦戦を受けたポンド・ユーロ安を背景としたドルの上昇を受け940ドル近辺まで水準を切り下げた。週末にはパラジウム相場の急騰を受けて一時960ドル近辺まで上昇したものの反落し940ドル近辺で越週した。

1280ドル近辺でスタートした先週の金相場は、英総選挙、ECB(欧州中央銀行)理事会、コミー前FBI長官の議会証言等の注目材料を控えて市場に警戒感が漂う中、週前半は英国でのテロ事件、アラブ諸国によるカタールへの国交断絶宣言による地政学的リスクの高まりから1290ドル台後半まで上昇した。しかし、7日にコミー前FBI長官の議会証言の草稿が公表されると、トランプ政権にとって致命的な内容ではないとの見方から市場に安心感が広がったことで軟調に推移した。その後もECB理事会でインフレ見通しを引き下げる用意があるとの報道がされたことや、英総選挙での与党が過半数を割る苦戦を強いられたこと等によるユーロ・ポンド安を背景としたドルの上昇を受けて下落した。注目材料を通過した安心感から軟調な推移は続き1270ドル近辺で越週した。

17.60ドル近辺でスタートした先週の銀相場は、週後半に英総選挙、ECB(欧州中央銀行)理事会、コミー前FBI長官の議会証言と注目材料を控える中、金相場の値動きに追随する展開となった。地政学的リスクの高まりを背景とした金相場の上昇につられ17.90ドル近辺まで上昇したものの、利益確定の売りにより反落した。その後も、ECB理事会でのインフレ見通しを引き下げ報道や英総選挙の結果を背景としたドルの上昇、また、一通り注目イベントを終えたことへの安心感が広がったことから売り優勢の展開となり17.20ドル近辺まで下落して越週した。

110.40円近辺でスタートした先週の為替相場は、英総選挙、ECB(欧州中央銀行)理事会、コミー前FBI長官の議会証言等、週後半に注目材料を控えてリスク回避の動きが強まる中、109.10円近辺まで円高に推移した。しかし、7日にはコミー前FBI長官の議会証言の草稿が、トランプ政権にとって致命的な内容でなかったことでドルが買い戻される展開となった。その後、ECB理事会でインフレ見通しを引き下げる用意があるとの報道がされたことや、英国総選挙で与党が苦戦したこと等を受けてユーロ/ポンド安・ドル高を背景に110円台に入ると、米株式が市場最高値を更新したことも後押しとなり110.30円近辺で越週した。