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2017年03月28日 10時00分

週報(3/21〜3/24)2017年03月28日 10時00分

960ドル台中盤でスタートした先週のプラチナ相場は、前週末までの上昇基調が継続したなかで堅調に推移するも、21日のアジア時間には利益確定の売りから大幅反落する場面も見られた。しかし、トランプ政権が掲げるオバマケア(医療保険制度改革)代替法案に関して共和党内の調整に難航しているとの見方が広がったことで、減税やインフラ投資など、今後の経済政策の実現や政権運営に対する懸念の高まりを背景としたドルの下落を受けて980ドル目前まで上昇した。週後半にかけては同法案の採決を控えた投機筋の手仕舞い売りから一時950ドル台後半まで下落したが、その後、24日に延期となった同法案の採決を前に金相場の上昇につられて値を上げ960ドル台後半で越週した。

1230ドル近辺でスタートした先週の金相場は、トランプ政権が掲げるオバマケア(米医療保険制度改革)代替法案に対して共和党内でも反対を唱える声が挙がっていることから成立が難航するとの見方が広がったことを受けて、米株式やドルが売られたことを背景に上昇すると、23日には1250ドル近辺をつけた。同日、FRB(米連邦準備理事会)高官が年内の利上げペースの加速を示唆する発言をしたことや良好な米新規住宅販売件数を背景にドルが上昇したことから一時反落したものの、24日には同法案の採決を直前に控えた買戻しから1240ドル台後半まで上昇し越週した。

17.40ドル近辺でスタートした先週の銀相場は、トランプ大統領が掲げていた政策の手始めとして注目が集まるオバマケア(米医療保険制度改革)代替法案の採決に対して共和党内の調整が難航するとの見方が広がるなか、米株式やドルの下落を背景とした金相場の上昇につられ堅調な展開となった。週央は23日の法案の採決を控えて模様眺めとなり17.60ドル近辺での推移を続けたものの、法案の採決が24日に延期となると上げ幅を拡大し17.70ドル台中盤で越週した。

112.70円近辺でスタートした先週の為替相場は、週初は同値近辺を挟む展開で推移を続けるもオバマケア(米医療保険制度改革)代替法案の採決に対して共和党内の調整が難航するとの見方が広がると、税制改革やインフラ投資などトランプ政権が掲げる政策の実現への懸念が高まったことで、これまでのトランプ政権の経済政策への期待感の後退からドルや米株式が売られ111円台に突入した。その後も米国を中心とした世界的な株安を背景に22日には110.70円近辺をつけた。週後半にかけては日本で籠池氏の証人喚問や、米国でもイエレンFRB(米連邦準備理事会)議長の講演などがあったものの、オバマケア代替法案の採決を睨んだ動きのなかで材料視されず111円を挟んでの方向感の乏しい展開となり111.30円台中盤で越週した。