マーケット市況情報

2017年03月22日 10時00分

週報(3/13〜3/17)2017年03月22日 10時00分

940ドル台中盤でスタートした先週のプラチナ相場は、週初は15日のFOMC(米連邦公開市場委員会)後の結果発表を控えて模様眺めとなり940ドルを挟んだ展開で推移した。同会合の発表では市場予想通り追加利上げが決定されたものの、声明文や政策金利の今後の利上げ見通しに関して、一部で予想されていた今年の利上げ回数の引き上げに繋がる内容は見られなかったことによる失望感の広がりを受けたドルの下落や金相場の上昇を背景に970ドル台中盤まで上昇した。その後は利益確定の売りや、米株式の下落を背景に値を下げ965ドル近辺で越週した。

1200ドル近辺でスタートした先週の金相場は、週初はFOMC(米連邦公開市場委員会)を控えて模様眺めとなり、1190ドル台後半から1210ドル近辺の狭いレンジで推移した。直近FRB(米連邦準備理事会)関係者が相次いで利上げを示唆したことを受けて下落を続けてきた金相場だったが、既に利上げを完全に織り込んだ水準で迎えた今回のFOMC後は、市場の予想通り利上げは決定されたものの、一部で予想されていた年内の利上げ回数の引き上げに繋がる材料が見られなかったことを受けて急速に買い戻され1230ドル近辺の高値を付けた。その後は利益確定の売りや、同日開票が行われたオランダ下院選挙で、与党が第一党を維持したことを受けて欧州政治への先行き懸念が緩和されたことも売り材料となり1220ドル台後半まで値を下げ越週した。

17.05ドル近辺でスタートした先週の銀相場は、週初は金相場と同様にFOMC(米連邦公開市場委員会)を控えた模様眺めととなり16.80ドル近辺から17.20ドル近辺の狭いレンジで推移した。同会合後は金相場同様に今年の利上げ回数の見通しを引き上げる材料が見受けられなかったことによるドル安等から、一時17.60ドル近辺まで上昇すると、その後は利益確定の売りも入り17.40ドル台で越週した。

114.80円近辺でスタートした先週の為替相場は、FOMC(米連邦公開市場委員会)やオランダ下院選挙を控えて模様眺めとなり114.70円近辺を挟む狭いレンジで推移すると、FOMCでは市場の予想通り追加利上げが決定されたものの、一部で予想されていた年内の利上げ回数の見通しを引き上げるような材料がなかったことから一時113円を割り込むまで円高に推移した。同日、オランダ下院選挙では、反移民、反EUを掲げる自由党の議席数が伸び悩み、与党が第一党を維持したことで市場の反応は薄く、113.20円近辺で小動きに終始する展開となったが、週末には18日に控えたG20(20か国・地域財務大臣・中央銀行総裁会議)での米国からの日本、中国等の対米貿易黒字のけん制や、為替相場への言及が警戒されたことで円高に推移し112.70円台で越週した。