マーケット市況情報

2017年03月14日 10時00分

週報(3/6〜3/10)2017年03月14日 10時00分

1000ドル近辺でスタートした先週のプラチナ相場は、14日から開かれるFOMC(米連邦公開市場委員会)での利上げ観測の高まりを材料とした金相場の下落やドルの上昇を背景に下落した。また、米株式市場が原油価格の下落や週末に発表される米雇用統計の発表を控えたポジション調整の売りを背景に軟調に推移したことも材料となり下げ幅を拡大し930ドル台中盤をつけた。その後、米雇用統計が発表されると、非農業部門雇用者数の伸びは市場予想を上回ったものの、平均時給の伸びが予想を下回ったことや、材料出尽くしから反落したドルを背景に買い戻され940ドル台中盤で越週した。

先週の金相場は14日から開かれるFOMC(米連邦公開市場委員会)での利上げがほぼ確実視されていることから週を通して概ね軟調に推移した。1230ドル台中盤でスタートすると、アジア時間に北朝鮮のミサイル発射を受けた地政学的リスクの高まりから一時上昇するも、米国で発表された経済指標が市場予想を上回ったことによるドル高から反落した。その後も投機筋を中心とした手じまい売りから下値を探る展開となると、ADP雇用報告が予想を大幅に上回ったことを背景に、今後の利上げペースが加速する思惑が広がった為に下げ幅を拡大し、1210ドル近辺まで下落した。そして、米雇用統計の発表を控えて1200ドルを割り込んだが、同指標発表後は非農業部門雇用者数の伸びは予想を上回ったものの、平均時給の伸びでは予想を下回ったことや、材料出尽くしを背景に買い戻され1205ドル近辺で越週した。

18.00ドル近辺でスタートした先週の銀相場は、FRB(米連邦準備制度理事会)各高官から14日から開かれるFOMC(米連邦公開市場委員会)での利上げを示唆する発言がされたことや、好調な米国の各経済指標を背景とした金相場の下落につられて軟調に推移した。その後も投機筋を中心とした損失確定の売りから17ドルを割り込んだが、米2月雇用統計の発表後は、非農業部門雇用者数の伸びは予想を上回ったものの、一部指標が思わしくなかったことから17.10ドル近辺まで反発し越週した。

113.90円近辺でスタートした先週のドル円相場は、週前半は113.60-114.20円のレンジで揉み合う展開となったものの、8日に発表されたADP雇用報告が予想を大幅に上回る良好な結果となると、米利上げペースが加速するとの見方が広がったことから114円台後半へと推移した。その後、ECB(欧州中央銀行)理事会後のドラギ総裁の発言を背景に一層の緩和期待感が後退した為に欧州金利が上昇、米長期金利もつられての上昇となったことで115.00円を突破すると、一時115.40円台をつけた。週末に発表された米雇用統計では非農業部門雇用者数の伸びでは予想を上回ったものの、平均時給の伸びが弱かったことが材料視され114.80円近辺まで円高が進行して越週した。