マーケット市況情報

2017年01月31日 10時00分

週報(1/23〜1/27)2017年01月31日 10時00分

980ドル近辺でスタートした先週のプラチナ相場は、主要な経済指標がないことから目立った動きはなく、980ドルを挟む展開で推移した。しかし、トランプ米大統領が原油パイプラインの建設を推進する大統領令に署名したとの報道がされると工業用実需の高まり期待感から1000ドルの大台を突破した。その後、大台を突破したことへの利益確定の売りから再び割り込むと、パラジウム相場の大幅な下落につられ980ドル近辺まで下落した。週末にかけては米株式市場が史上最高値を更新したことを材料としたドル高により下値を探る展開となるも、週末には押し目買いから980ドル近辺まで反発し越週した。

1210ドル近辺でスタートした先週の金相場は、トランプ米大統領がTPPの離脱指示に署名したとの報道により、米国の通商政策に対して先行き不透明感が広がった為に一時1220ドル近辺まで上昇したが、米経済指標が市場予想を上回ったことや同氏が原油パイプラインの建設推進の署名をしたとの報道から米経済の先行き期待感が高まり1200ドル近辺まで反落した。その後も、米株式市場が史上初となる2万ドルの大台を突破したことを背景に1190ドル台中盤まで下落すると、週末にかけても最高値を更新し続ける米株式市場の値動きを背景に一時1180ドル近辺まで下落した。しかし、週末に発表された米経済指標が市場予想を下回ったことや連日の売りに対する安値拾いから1190ドル近辺まで反発し越週した。

17.10ドル近辺でスタートした先週の銀相場は、週初前週末までの上昇基調を引き継ぎ堅調に推移するも、米経済指標が市場予想を上回ったことやトランプ米大統領への政策実行力の期待感を材料に米株式市場が史上最高値となる2万ドルを突破したこと等を背景とした金相場の下落につられ一時16.800ドル近辺まで下落した。その後、安値拾いから一時17.00ドルまで反発するも、連日米株式市場が史上最高値を更新することによるドル高により16.70ドル近辺まで続落した。そして、週末に発表された米経済指標が市場予想を下回ったことによる金相場の反発につられ17.20ドル近辺まで上昇し越週した。

114.00円近辺でスタートした先週の為替相場は、トランプ米大統領が環太平洋経済連携協定(TPP)離脱に関しての離脱指示に署名したとの報道から米長期金利が低下したことや今後の具体的な政策への不透明感から一時112.50円近辺まで円高に推移した。しかし、同氏がカナダからテキサス州まで原油パイプラインを建設するとしたことや、米自動車会社の首脳に対して米国内での工場増設を要請したとの報道から114.00円近辺まで円安に推移した。週末にかけても再び高まるトランプ氏への政策期待感から米株式市場が史上最高値となる2万ドルを突破すると、その後も最高値を更新する米株式市場を背景に一時115.10円近辺まで円安に推移し越週した。