マーケット市況情報

2016年04月12日 10時00分

週報(4/4〜4/8)2016年04月12日 10時00分

先週のプラチナ相場は、上げ下げはあるものの独自材料に乏しかったことから大きな値動きは無く950ドルを挟んだ展開で推移しました。950ドル近辺でスタートすると欧米株式市場の下落を背景に一時940ドルを割り込むも、米国の原油在庫が減少していることによる原油相場の上昇から米株式市場が上昇した為960ドル台前半まで反発しました。その後投機筋を中心とした売りにより軟調に推移した為に940ドル近辺まで下落するも、金相場の上昇につられ960ドル近辺まで反発すると週末には欧米株式市場が前日までの下げに対する反発から上昇したことが好感され960ドル台後半まで続伸し越週しました。

1210ドル台中盤でスタートした先週の金相場は、ドイツや米国の各経済指標が市場予想を下回ったことによる欧米株式市場の下落を背景に世界経済への警戒懸念の高まりから堅調に推移し1230ドル台中盤まで上昇しました。その後、米国の原油在庫が市場予想以上に減少していることに好感した原油価格の上昇による米株式市場の連高により、リスク回避から買われた分が売られ一時1220ドルを割り込みました。しかし、米国の原油在庫の減少は一時的なものとの見方が一転して広がったことで原油相場が反落したのを材料にアジアや欧米の株価が下落すると、6日に公開された米連公開市場委員会(FOMC)の議事要旨の内容も追い風となり1240ドル台中盤まで上昇し越週しました。

先週の銀相場は週を通して概ね堅調に推移しましたが、目立った材料に乏しいことから14.90ドル近辺から15.30ドル台後半の狭いレンジでの値動きとなりました。15.00ドル近辺でスタートすると、欧米株式市場の下落を背景とした金相場の上昇につられ15.20ドル近辺まで推移するも、投機筋の売りに押され一時15.00ドルを割りこみました。その後、世界的な株安を背景とした金相場の上昇につられ15.30ドル台後半まで反発すると、独自材料に乏しいことにより大きな値動きはなく同値近辺にて越週しました。

111.50円近辺でスタートした先週の為替相場は、ドイツや米国で発表された各経済指標が市場予想を下回ったことによる欧米株式市場の下落を背景に110円を割り込むと、6日に発表された米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録要旨の発表で、世界経済の後退懸念などが追加利上げの見送りの要因として上がっていたことなどから、109.50円近辺まで円高に推移しました。その後、急激な円高に対する日銀の市場介入への警戒感から円安に推移するも、原油相場の下落を背景としたアジア、欧米株式市場の下落を背景に世界的な景気後退懸念の高まりから2014年10月以来となる108円近辺を割り込むまで円高に推移しました。その後、急激な円高に対して麻生財務相が為替介入を示唆する発言をしたことで一時109円台まで値を戻すも根強いドル売りの流れから108.10円にて越週しました。