マーケット市況情報

2015年08月18日 10時00分

週報(8/10〜8/14)2015年08月18日 10時00分

960ドル近辺でスタートした先週のプラチナ相場は金相場の上昇につられ990ドル近辺まで上昇すると、その後も中国の人民元切り下げを背景とした金相場の上昇につられ一時1000ドルまで続伸しました。しかし、中国の輸出不振に対して政府介入が入る程中国経済は後退しているという見方が強まったことによる実需を中心とした売り等から軟調に推移し990ドル台中盤まで下落し越週しました。

1090ドル台中盤でスタートした先週の金相場は、FRB(連邦準備理事会)のフィッシャー副議長が早期利上げに関して慎重姿勢を示したことから早期利上げ観測が後退したとの見方が強まり1110ドル近辺まで買われました。その後、中国が輸出不振のてこ入れとして中国政府が約20年ぶりに人民元を3日間かけて約4.6%引き下げました。このサプライズにより、市場では新興国を中心に通貨安が進むとの見方が強まった為にドル高に推移したことで一時1090ドル近辺まで下落しましたが、新興国を中心とした通貨安によるドル高の影響は米国の利上げ時期までもずれ込ませるとの見方が強まったことや、金融市場の混乱に対するリスク逃避の買いから金相場を中心に1120ドル近辺まで反発しました。その後週末にかけて中国人民元の切り下げが落ち着いたことや米経済指標が底堅い内容だったことから軟調に推移し1110ドル台中盤にて越週しました。

14.80ドル近辺でスタートした先週の銀相場は、FRB(連邦準備理事会)のフィッシャー副議長が早期利上げに関して慎重的な姿勢を示したことを背景とした金相場の上げに好感し15.30ドル近辺まで上昇しました。その後、利益確定の売りにより軟調に推移するものの中国の人民元切り下げを背景とした金融市場の混乱による逃避買いから15.60ドル近辺まで上昇するも週末には金相場の下落に嫌気し15.20ドル近辺まで下落し越週しました。

124.20円近辺でスタートした先週の為替相場は、FRB(連邦準備理事会)のフィッシャー副議長が早期利上げに関して慎重的な姿勢を示した為に早期利上げ観測が後退したことで124.80円近辺まで推移すると、中国の人民元切り下げを背景にドルが対主要通貨で買われた為に125.20円近辺まで推移しました。しかし、中国が今回行った人民元の切り下げによって新興国を中心とした通貨安の影響から米国の利上げがずれ込むとの見方が強まったことや世界的な株安によるリスク回避から123.70円台後半まで円が買い戻されました。その後、米国で発表された各経済指標が好調だったこと等からドルが買い戻され124.30円近辺で推移し越週しました。