マーケット市況情報

2014年10月15日 10時00分

週報(10/6〜10/10)2014年10月15日 10時00分

1210ドル近辺でスタートした先週のプラチナ相場は、週初に前週末からの下落の流れを引継いで一時1200ドルを割り込むも、その後は買戻しの動きが急速に入り1240ドル近辺まで上昇しました。その後も底値を確認した安心感や金相場との価格差の急速な縮小、世界経済に関連する状況からの米早期利上げ観測が後退したことによるドル安から9日には1290ドル近辺まで上昇しましたが、週末にかけては急伸に対する反動から売りが先行し1260ドル近辺にて越週しました。

前週末に発表された米雇用統計が市場予想を上回り、失業率も6年ぶりの低水準となった結果を背景としてドルが上昇し、先週の金相場は1185ドル台中盤で下落してのスタートとなりました。その後、1200ドル割れを好感した買いが入り1200ドル台を回復しました。その後も、国際通貨基金(IMF)が世界の経済成長率を下方修正し、米国主導の経済状況が鮮明となると株式相場が軟化、ドル安も進み金価格の上昇に拍車がかかりました。 8日に発表された米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録においても世界経済の減速が米経済に影響を及ぼすとの指摘が織り込まれており、早期利上げ観測が後退。ドル安に拍車がかかり1230ドル中盤まで上昇しました。週末にかけて利益確定の売りによりやや軟調に推移し1220ドル近辺で越週しました。

週初17ドルを割り込んだ水準でスタートした先週の銀相場は、金相場の上昇を材料に堅調に推移し17.60ドル近辺まで上昇しました。しかし、国際通貨基金(IMF)が世界の経済成長率を下方修正したことによる株安や、米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録の内容を背景としたドル安などが強弱の材料とされ、金相場と比較して売り買いが交錯することとなり17ドル前半で乱高下し、17.30ドル近辺にて終了しました。

109.75円近辺でスタートした今週の為替相場は、国際通貨基金(IMF)が世界の経済成長率を下方修正したことを受けてリスク回避から107.80円近辺まで円が買い戻されました。その後も、米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録において早期利上げに対して慎重な姿勢であることが分かったことから107.50円近辺まで円が買い戻されました。週末にかけては急なドル売りから108.10円台までドルが買い戻されるものの、世界景気の減速懸念を背景とした米株式市場の下落を背景に再び107.60ドル台中盤までドルが売られ越週しました。