マーケット市況情報

2014年03月25日 10時00分

週報(3/17〜3/21)2014年03月25日 10時00分

1470ドル近辺でスタートした先週のプラチナ相場は、南アフリカ鉱山でのストライキは継続するも、ウクライナ情勢の沈静化や米量的緩和追加縮小観測を材料に週半ばにかけて軟調に推移しました。その後も米量的緩和縮小と利上げ示唆により一段安となり、さらに南アフリカ鉱山が一部労組と賃金交渉で合意したとの報から週後半にかけて一時1420ドル台半ばまで下落しました。週末にはロシアの輸出停止懸念などでパラジウムが大きく上昇したことを材料に1440ドル近辺まで反発して越週しました。

1370ドル台後半でスタートした先週の金相場は、前週末開催のクリミアの住民投票でロシア編入が支持された事を材料に上昇して始まるも、その後は欧米の対ロシア制裁が小規模なものとなったことやロシア大統領の発言からウクライナへの一段の介入には慎重姿勢との見方が広がった事に加え、週央にかけて開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)で量的緩和追加縮小観測から週半ばにかけて軟調に推移し、1340ドル近辺まで下落しました。その後も米FOMCで追加緩和縮小が決定され、その後の米連邦準備制度理事会(FRB)議長会見でゼロ金利政策解除時期が示唆されたことで週後半にかけて一時1320ドル台後半まで下落しました。週末にはアジアを中心とした押し目買いなどから反発し、1330ドル台半ばまで反発して越週しました。

21.4ドル近辺でスタートした先週の銀相場は、金相場同様にクリミアの住民投票後の欧米の対ロシア制裁が軽度なものとなったことや米量的緩和縮小観測から週央にかけて20.6ドル近辺まで下落しました。その後も市場予想通りに米量的緩和が縮小されたこと加え、利上げ示唆から続落し、一時20.1ドル近辺まで下落しました。その後は押し目買いから一時20.5ドル近辺まで反発するも買いは続かず、20.3ドル近辺で越週しました。

101.3円近辺でスタートした先週の円相場は、ウクライナ情勢で欧米の対ロシア制裁が小規模となったこと、ウクライナへの一段の介入には慎重姿勢との見方が広がった事に加え、週半ば開催の米FOMCで量的緩和が追加縮小されるとの思惑から円が売られ一時102円に迫るも、その後はロシアのクリミア編入発表でリスク回避の円買いから再度101.3円近辺まで円高が進みました。その後、米FOMCで量的緩和が決定され、会議後のFRB議長会見で利上げの前倒しが示唆されるとドル金利上昇からドルが買われ、一時102.7円近辺まで円安が進みましたが、週末には米金利の上昇基調や米株安などから円が買われ、102.3円近辺で越週しました。