マーケット市況情報

2014年03月11日 10時00分

週報(3/3〜3/7)2014年03月11日 10時00分

1450ドル台前半でスタートした先週のプラチナ相場は、週前半にはロシアの軍事介入によるウクライナ情勢の緊迫化で1460ドル台半ばまで上昇した後、翌日にはロシア大統領が軍事介入を否定したことで反落し、1440ドル台半ばまで下落しました。しかしその後はロシアへの経済制裁の可能性で供給への懸念からパラジウムが大きく上昇したことや南アフリカ鉱山で発生しているストライキへの懸念から週後半にかけて1480ドル台後半まで上昇しました。週末には米2月雇用統計が市場予想を上回ったことによるドル高や金相場の下落から一時1470ドル近辺まで下落しましたが、南アフリカらの供給懸念は根強いことやウクライナ情勢で金やパラジウムが反発したことを材料に反発し、1480ドル台半ばまで上昇して越週しました。

1330ドル近辺でスタートした先週の金相場は、ウクライナ情勢でロシアがウクライナ南部のクリミア半島へ軍事介入の方針を決めたことで地政学的リスクから週初に一時1355ドル近辺まで急騰するも、翌日にはロシア大統領がウクライナへ直ちに軍事介入の必要はないと発言したことで緊張緩和から1330ドル台後半まで下落しました。その後は発表された米製造業関連指標や雇用関連指標が相次いで市場予想を下回るも、ウクライナ情勢の緊張緩和から大きく上昇する流れにもならず、週後半にかけて1330ドル台後半を中心とした相場展開となりました。6日には欧州中央銀行(ECB)が追加金融緩和を見送ったことによるユーロ高ドル安、米国が対ロシア制裁を発動したことで1350ドル台前半まで大きく上昇した後、週末の米2月雇用統計発表を控えて模様眺めの展開となりましたが、発表された雇用統計で非農業部門の雇用者数が市場予想以上に増加したことで米景気の先行き楽観論やドル高から一時1330ドル近辺まで下落するも、その後はウクライナ情勢への懸念から一方的に売られる展開とはならず、1340ドル近辺まで反発して越週しました。

21.3ドル近辺でスタートした先週の銀相場は、週を通して概ね金相場動向に左右される相場展開となりました。週初は金相場同様にウクライナ情勢を材料に21.7ドル近辺まで上昇した後、21.0ドル目前まで下落する値動きの激しい相場展開となりました。その後は21.2ドルを中心とした値動きの乏しい相場展開となった後、週後半に金相場の上昇を好感して一時21.6ドル近辺まで上昇するも、米雇用統計が市場予想を下回ったことで20.9ドル近辺まで下落して越週しました。

101.5円近辺でスタートした先週の円相場は、週初にロシアがウクライナへの軍事介入方針を決めたことで日欧米の株式相場が大幅下落したことでリスク回避から円高が進むも、その後は米製造業関連指標が市場予想を上回りドルが買われたことから円は反落しました。その後もロシア大統領がウクライナへの軍事介入を否定したことで地政学的リスクの後退し、世界の株高から週後半にかけて円相場は103円台まで下落しました。その後は週末の米2月雇用統計発表を控えて模様眺めの展開となるも、発表された雇用統計が市場予想を上回りドルが買われたことで円は一時103.7円近辺まで下落するも、その後は米株の伸び悩みから円はやや買い戻され、102.3円近辺で越週しました。