マーケット市況情報

2013年04月16日 10時00分

週報(4/8〜4/12)2013年04月16日 10時00分

1530ドル台半ばでスタートした先週のプラチナ相場は、週前半は米株の上昇を好感した買いから一時1550ドル台半ばまで上昇しました。しかし10日には中国の内需回復や米株上昇にも関わらず金相場の下落を嫌気した売りから1520ドルを割り込みました。その後は押し目買いから一時1540ドルを回復するも週末には金相場の急落に巻き込まれる形で大幅下落し、1490ドル近辺で越週しました。

1570ドル台後半でスタートした先週の金相場は、前週末の大幅上昇に対する利益確定売りから下落して始まるも、ドル安などを背景に週前半に一時1590ドル近辺まで上昇しました。しかし、10日には発表された先月の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で多くのメンバーが年内の金融緩和縮小や終了を発言していた事、キプロスが金融機関支援のために4億ユーロの金準備を売却する計画が伝わった事、米金融大手が来年までの金価格見通しを引き下げた事が嫌気され、ETFからの資金流出もあり1560ドル近辺まで下落しました。さらに週末にはこれまでの材料に加えてキプロスの金準備売却報道がその他南欧諸国の金準備売却を連想させた事などから売りは続き、心理的な下値を次々割り込んだことで損失確定の手仕舞売りが出て、約2年ぶりに1500ドルを割り込み、1480ドル近辺で越週しました。

98.50円近辺でスタートした先週の円相場は、前週に発表された日銀による異次元の金融緩和が引き続き材料視され、生命保険や年金が運用資金を長期間低金利にとどまると思われる国債から外債へシフトすることによる円安効果などが認識され、11日には一時99.95円まで円が売られました。しかし、100円に迫る局面ではオプションの権利行使を阻止するための円買いドル売り注文に押し返され円は反発し、利益確定売りや週末を控えたポジション調整に加え、週末発表の米3月の小売売上高が予想を上回る落ち込みを示したことから円高ドル安の展開となり、98.40円近辺で越週しました。