マーケット市況情報

2019年08月27日 10時00分

週報(8/19〜8/23)2019年08月27日 10時00分

850ドル近辺でスタートした先週のプラチナ相場は、基本的には独自材料に乏しい中で850ドル近辺を挟んだ往来相場となった。週前半にかけて金相場の下落につられ840ドル台前半まで下落するも、週後半は小売売上高や製造業PMI等の米国経済指標が良好な結果を示すとともに、米株式が反発した場面では反転上昇し、860ドル近辺に上昇した。その後米中対立の激化懸念や、パウエルFRB議長の講演を受けた米利下げ観測の強まり等を背景としたドル安から一時870ドル台に上げ幅を拡大するも、利食い売りに押し戻され850ドル台前半で越週した。

1,510ドル近辺でスタートした先週の金相場は、週初から1,500ドルを割り込む動きを見せると、週後半にも良好な米経済指標や、FOMC議事要旨で一部の米金融当局者の間で利下げに対して慎重な姿勢が見受けられたことを背景に1,490ドル台前半まで下落する展開となった。しかし、金曜日に中国が750億ドル相当の米国製品に対して追加関税を課すと発表すると、トランプ大統領が対抗措置として、対中追加関税の引き上げや米国企業の中国拠点からの撤退の要求を表明。また同日開催されたパウエルFRB議長の講演は9月利下げに含みを持たせる内容となり、上昇材料が重なったことで1,520ドル台後半まで上昇し越週した。

17.15ドル近辺でスタートした先週の銀相場は、週初こそ金相場につれ安となったものの、基本的にはFOMC議事要旨の発表やパウエルFRB議長の講演等、週半ば以降の注目材料を見据えた様子見ムードから動意の薄い展開となった。しかし、週末にかけて中国が対米報復関税を発表すると、トランプ大統領がそれに対して追加関税引き上げによる対抗措置を発表。さらに同日のパウエル議長の講演が利下げの継続に含みを持たせる内容となったこと等を背景に金相場が上昇すると、つられて17.50ドル近辺まで上昇して越週した。

106.40円近辺でスタートした先週の為替相場は、FOMC議事要旨の発表やパウエルFRB議長の講演等、週半ば以降に注目材料を控え、模様眺めの展開から106円台での往来相場となった。FOMC議事要旨では利下げに対して慎重な意見も見受けられたことからややドル高が進んだものの大きな影響はなかった。しかし、週末は波乱の展開となった。まず中国が報復関税として750億ドル相当の米国製品への追加関税賦課を発表、トランプ大統領は対抗措置として現行の追加関税の引き上げを表明すると、同時に米国企業に対しては中国からの拠点の撤退を要求した。また同日パウエルFRB議長が講演で利下げに含みを持たせたことでやや後退していた米利下げ観測は再び支持を強めることなり、これらの要因を背景に円高が進行すると105.40円近辺で越週した。

略語注釈
PMI:購買担当者指数 FRB:米連邦準備制度理事会 FOMC:米連邦公開市場委員会
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