マーケット市況情報

2019年07月02日 10時00分

週報(6/24〜6/28)2019年07月02日 10時00分

815ドル近辺でスタートしたプラチナ相場は、金相場が上昇した一方で過去3週継続してきた800〜820ドルというレンジの中で上値の重さを感じさせる相場展開を継続。ひとえに需給環境の悪さが背景と見られる。パラジウムやロジウムといったプラチナ鉱石の副生産金属の堅調推移が供給過多の継続を意識させ、さらに上値を重くした印象であった。しかし、週末にG20を控える中で、投機的な売りポジション縮小に伴う買い戻しが入ると急騰し、835ドル近辺で越週した。

1,400ドル近辺でスタートした金相場は、前週のFOMC後から継続する利下げ期待感とドル安の流れの中、週央にかけて堅調に推移し、一時1,440ドル近辺まで上昇した。しかし、25日にFRBパウエル議長が外交問題評議会での講演で基本的にはFOMC後の会見の内容をなぞりながらも、短期的な心理の変化や個別指標に過剰反応すべきではないとしたことで、利下げ期待に冷や水を浴びせる結果となりドルが反発すると、金相場は上値を重くし週初の水準である1,400ドル近辺に反落した。その後は週末のG20を控えて利益確定の売りとリスク回避の買いが1,400-1,420ドル近辺でもみ合う展開となり、1,410ドル近辺で越週した。

15.30ドル近辺でスタートした銀相場は、金相場が週央にかけて大きく上昇した動きを好感して15.50ドル近辺まで上昇した。しかし、上昇幅では金相場に比べると勢いに欠け、米国の実体経済の減速懸念や、通商問題等に伴う産業需要の低迷などが嫌気されて上値が重くなったと思われる。その後FRBパウエル議長の講演後は、金相場が軟調となる中で追随して反落し、一時15.20ドル近辺まで下落した。週末にかけてはG20を前に小動きとなったが、上値の重さは引き続き意識され、週初と同レベルの15.30ドルで越週した。

107.50円近辺でスタートした円相場は、25日のFRB議長講演を控えて米利下げ観測を背景とした円高基調を継続し、一時107円台を割り込む水準まで円高が進行した。しかし、FRB議長講演は期待されていたほどの利下げを強調する内容ではなかったことから、急速にポジション調整のドルの買い戻しが進み28日には一時108円台まで反落することとなった。その後は週末に控えたG20を前に小動きとなり107.90円近辺で越週した。

略語注釈
FOMC:米連邦公開市場委員会  FRB:米連邦準備制度理事会
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