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2019年03月12日 10時00分

週報(3/4〜3/8)2019年03月12日 10時00分

860ドル台中盤でスタートした先週のプラチナ相場は、2月後半以降、南アでの電力問題やストライキへの懸念がきっかけとなり上昇基調を形成していたものの、前週に金相場が大幅に下落したことが嫌気され、一足遅れて下落する展開となった。さらに良好な米経済指標、ECBの年内金利据え置き方針、経済見通しの引き下げ等を背景に対主要通貨でドル高が進んだために下げ幅を拡大した。終始軟調な展開となったプラチナ相場は820ドル近辺で越週した。

先週の金相場は1,290ドル台中盤でスタートすると、米中貿易協議の進展を背景に売り優勢となって1,290ドルを割り込み、その後も上値の重い展開が継続した。火曜日から開催された中国全人代が経済成長の鈍化を強く意識した内容となった他、ECBも経済成長見通しの引き下げや年内の金利据え置きを表明。前週から高まりつつあったリスク選好ムードは後退し、欧米株式やユーロ等が下げる中で対主要通貨でのドル高基調が金相場の重石となった。しかし、週末にかけて米雇用統計の発表を控えてドル高基調にも調整が入る形となり上昇すると1,290ドル台後半で越週した。

15.20ドル近辺でスタートした先週の銀相場は、週初金相場の下落につられて値を下げると、その後もユーロを中心に対主要通貨でドル高が進む中でやや軟調な推移が続いた。一方で、心理的な節目となる15ドル近辺では下支えられ、週末にかけて米雇用統計の発表を控えて買い戻す動きが優勢となると、金相場の上昇も好感して上げ幅を広げ15.30ドル近辺で越週した。

111.80円近辺でスタートした先週の円相場は、米国の住宅関連指数や景況指数等の良好な結果を好感したドル買いから一時112円台を付けたものの、その後は米貿易赤字の拡大やベージュブックの内容などを受けて、やや円高ドル安基調の展開となった。週後半にはECBによる経済成長見通しの引き下げや、年内金利据え置き方針の表明を背景に日米株式が下げ幅を広げたことで円高が加速。さらに米2月雇用統計の発表では、雇用者数の伸びが2万人と、予想の18万人を大幅に下回ったことで一時110.80円近辺まで推移するも、賃金や失業率ではまずまずの結果だったことからその後は111.20円近辺に戻して越週した。

略語注釈
ECB:欧州中央銀行 中国全人代:全国人民代表大会 ベージュブック:米区連銀経済報告
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