マーケット市況情報

2018年09月26日 10時00分

週報(9/18〜9/21)2018年09月26日 10時00分

800ドル近辺でスタートした先週のプラチナ相場は、ドル安や米中貿易問題への懸念後退を背景に堅調な展開となった。通商政策の影響を受けやすい自動車株が欧州や中国を中心に上昇し、また中国政府が消費拡大策の一環として自動車消費の促進を表明していることもプラチナ相場を押し上げる要因となった。一方で、リスク選好意欲の高まりは、金相場同様に週末にかけてプラチナ相場の上値も抑えることとなり、830ドル台前半で越週した。

1,190ドル台前半でスタートした先週の金相場は、週初、ドル安を受けて1,200ドルを回復すると、その後しばらくは膠着状態が続いた。市場の注目を集めた米国の対中追加関税24日発動との発表に対して、受け止め方にはむしろ懸念材料の出尽しという楽観的見方が勝った。また、中国が大半の貿易相手国からの輸入関税の引き下げを予定していることが報じられたこともあり、貿易戦争全面化への懸念が後退すると、ドルの一段安を受けて金相場は一時1,210ドル超えまで上昇した。しかし、米株式が連日史上最高値を更新する中、リスク選好意欲の高まりは利食い売りを誘うこととなり1,190ドル台後半で越週した。

14.10ドル近辺でスタートした先週の銀相場は、おおむね金相場に追随する展開となった。米中貿易問題の全面化は大量需要国である中国や米国経済にダイレクトに影響を与える懸念があるだけに、ここ最近は金相場に対して非常に割安感の高い水準で推移していたものの、対中追加関税の内容が想像を超える厳しい条件ではなかったことや中国が大半の貿易相手国からの輸入関税を減額すると発表したこと等が好感され、若干ではあるが金相場に対する割安感は低下した。週を通してほぼ大きな動きはないものの、やや強含む動きとなり14.30ドル近辺で越週した。

先週の円相場は112.00円近辺でスタートすると一時円高に振れたものの、基本的には円安ドル高の推移となった。材料的に注目されたのは米中貿易問題。トランプ大統領は18日、2,000億ドル相当の中国製品に対する10%の輸入関税を発動する旨を発表した。これを受け市場には税率が25%ではなかったことや直近の懸念材料を乗り超えたことへの安心感が広がり、リスク回避で買われていた円やドルはともに他主要通貨全般に対して売られる展開となった。また日銀金融政策決定会合では政策の現状維持が決定された。大規模金融緩和政策の出口が見えない中、円の弱さが目立ち、週末には一時112.90円近辺まで下落すると112.60円近辺で越週した。
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