マーケット市況情報

2018年05月15日 10時00分

週報(5/7〜5/11)2018年05月15日 10時00分

910ドル台中盤でスタートした先週のプラチナ相場は、日曜に日産自動車が欧州でのディーゼル車販売から撤退する方針を示していたものの特段材料視はされず、週前半は概ね910ドルから920ドル近辺の狭いレンジでの推移を続けた。週後半には米4月消費者物価指数が予想を下回ったことを受け、ドル安を背景に一時930ドル台中盤まで上昇した。その後、中東情勢への緊張感が高まる中、金相場の上昇も下支えとなったものの、手仕舞い売りから上げ幅を縮小すると、920ドル台中盤で越週した。

1310ドル台中盤でスタートした先週の金相場は、米長期金利の上昇やユーロ安を背景にドルが対主要通貨で堅調に推移したことを受けて、週央には一時1305ドル近辺まで下落した。しかしその後は、トランプ大統領がイラン核合意からの離脱と経済制裁の再開を表明したことや、米4月消費者物価指数の予想を下回る内容を受けて上昇した。イスラエルによるシリア内のイラン軍施設への攻撃を受け中東情勢の緊張感が高まったこともリスク回避的な買いを後押しすると、週末には一時1320ドル台中盤まで上げ幅を拡大したものの、利食い売りからやや値を落として1310ドル台後半で越週した。

16.50ドル台後半でスタートした先週の銀相場は、週前半は対主要通貨でのドル高を受けた金相場の下落を背景に軟調に推移したものの、その後はトランプ大統領がイラン核合意からの離脱と経済制裁の再開を表明したことを受けて上昇した。週後半には米4月消費者物価指数の予想を下回る内容を受けたドル安を背景に上げ幅を拡大すると、イスラエルがシリア内のイラン軍施設を攻撃との報道も後押しとなり、一時16.80ドル台を付けたものの、利食い売り等からやや値を下げて、16.70ドル近辺で越週した。

109.10円近辺でスタートした先週の為替相場は、9日にトランプ大統領がイラン核合意からの離脱と経済制裁再開を表明すると、リスク回避的なドル売り円買いから一時108.80円近辺まで下落したものの、既にある程度織り込みが進んでいたことや制裁再開へ180日の猶予が設けられたことから、影響は限定的となった。その後は米中首脳の電話会談開催や、北朝鮮に拘束されていた3名の米国人が解放されたこと等が好感されドル買いが再燃、一時110円をつけたものの、軟調な米4月消費者物価指数を受けて反落すると、110円台に定着できなかった失望感もあってドルの手仕舞い売りが優勢となり109.30円近辺で越週した。