マーケット市況情報

2018年03月27日 10時00分

週報(3/19〜3/23)2018年03月27日 10時00分

940ドル台後半でスタートした先週のプラチナ相場は、960ドル近辺に強含んで始まったものの、ドル高やFOMC(米連邦公開市場委員会)を控えたポジション調整により反落した。同会合後は、市場予想通り利上げが決定したものの、年内の利上げペースが加速するほどの内容とは受け止められず、ドル安を背景に960ドル台後半まで上昇した。しかし、その後は、米国が中国に対する巨額の関税措置を発表したことで貿易戦争への懸念が高まると、米株式の下落を嫌気して売られる展開となった。その後、ドル安やリスク回避の買いから上昇した金相場につられる場面もあったものの、上値の重い展開は続き940ドル台後半で越週した。

1310ドル台中盤でスタートした先週の金相場は、週初はFOMC(米連邦公開市場委員会)を控えた模様眺めから、概ね1310ドル台の狭いレンジで推移する展開となった。同会合後は、市場予想通り利上げが決定されたものの、声明文やパウエル議長の会見の内容は年内の利上げペースを加速させるほどのものとは受け止められず、失望感からドルが下落したことで1330ドル台中盤まで上昇した。さらに、週後半にはトランプ大統領が中国に対する巨額の関税措置を発表したことで、貿易戦争への懸念の高まりを背景としたリスク回避の買いから上昇し、1340ドル台後半で越週した。

16.30ドル近辺でスタートした先週の銀相場は、金相場同様にFOMC(米連邦公開市場委員会)を控えて動意の乏しい展開となったものの、同会合後は、注目された年内の利上げペースについて、現状維持との受け止め方が優勢となったことで、ドル安や金相場の上昇を背景に16.60ドル台後半まで上昇した。週後半にはトランプ大統領が中国に対する巨額の関税措置を発表、これを受けて貿易戦争への懸念が高まる中、金相場が上昇した一方で、非鉄金属相場が軟調に推移したことで上値の重い展開となり、16.50ドル台中盤で越週した。

105.90円近辺でスタートした先週の円相場は、週前半は、FOMC(米連邦公開市場委員会)を控えて米長期金利が小幅に上昇する中、106円台中盤までドルが買われるも、基本的には模様眺めの向きが強く、値動きは限定的だった。迎えた同会合では市場予想通り利上げが決定したものの、声明文やパウエル議長の会見については、年内の利上げペースを加速させるほどの内容とは受け止められず、直後に一旦106.60円越えまでドルが買われたものの、その後反転すると徐々に水準を切り下げていった。さらに、トランプ大統領が中国に対する巨額の関税措置を発表したことで、貿易戦争への懸念が強まると、リスク回避的な円買いから104円台に突入、104.70円近辺で越週した。