マーケット市況情報

2018年03月20日 10時00分

週報(3/12〜3/16)2018年03月20日 10時00分

960ドル台中盤でスタートした先週のプラチナ相場は、ティラーソン米国務長官の解任による米国内政への懸念や、米国の中国に対する新たな追加関税措置、次期米国家経済会議院長の人事を巡る、貿易戦争への懸念等を背景としたドル安を受けて970ドル台前半まで上昇した。しかし、その後は米株式の下落を嫌気した売りから上げ幅を失うと、市場の焦点が翌週のFOMC(米連邦公開市場委員会)に移る中、ドルの上昇を受けて続落し、940ドル台後半で越週した。

1320ドル台前半でスタートした先週の金相場は、週初は1320ドルを挟んで揉み合いの展開となったものの、ティラーソン米国務長官の解任報道を受けて上昇すると、その後も米国の対中貿易政策の強硬化や、ロシアゲート問題を巡るロシアとの対立等が懸念されリスクオフムードが広がる中、1330ドル近辺まで上昇した。しかし週後半は、市場の焦点が翌週のFOMC(米連邦公開市場委員会)に移る中、割安感から対主要通貨でドルが上昇したことを受けて下落し、1310ドル台前半で越週した。

16.60ドル近辺でスタートした先週の銀相場は、16.40ドルから16.70ドルの間でレンジ相場を形成、米国内政不安や貿易戦争懸念を背景とした金相場の上昇が下支えとなった一方で、産業用金属としての側面が意識され、上値の重い展開となった。週後半にかけて、翌週にFOMC(米連邦公開市場委員会)を控えて、割安感から対主要通貨でドルが上昇したことで一段安となり、16.20ドル台中盤で越週した。

106.70円近辺でスタートした先週の為替相場は、森友学園問題における公文書改ざんが明らかになり安倍政権の先行きが危ぶまれる中で、円高基調で始まった。火曜には日経平均の上昇や、米2月消費者信頼感指数の上振れを警戒したドル買いから反転し、一時107.20円台後半をつけたものの、その後は、ティラーソン米国務長官の解任や中国への追加関税措置、さらに米国家経済会議委員長人事を巡って米国内政や貿易戦争への懸念が固まったことでリスク回避的な円買いから円高基調が継続。週末は翌週にFOMC(米連邦公開市場委員会)を控えて、ややドルが買い戻されたものの戻りは弱く、106.00円近辺で越週となった。