マーケット市況情報

2018年03月13日 10時00分

週報(3/5〜3/9)2018年03月13日 10時00分

960ドル台後半でスタートした先週のプラチナ相場は、米国の鉄鋼・アルミニウムの輸入関税引き上げ発表による、貿易戦争への懸念を背景とした金相場の上昇につられ、970ドル台後半まで上昇した。しかし、その後は金相場が軟調に推移したことで連れ安となった。また、貿易戦争への発展が自動車産業の材料調達コスト圧迫すると、プラチナ需要を後退させるのでは、との見方が出てきたことも下押し要因となった。一時950ドル割れまで下げ幅を拡げたものの、週末には米2月雇用統計発表後にドルが弱含んだことや、安値拾いの買いを受けて反発し、960ドル台前半で越週した。

1320ドル近辺でスタートした先週の金相場は、米株式やドルの反発を受けて下落したものの、米国の鉄鋼・アルミニウムの輸入関税引き上げによる、貿易戦争への懸念を背景に上昇すると、反対派の米政府要人の辞任も後押しとなり1340ドル近辺をつけた。しかし、その後は、関税引き上げの対象国に例外が設けられるとの期待から、貿易戦争への懸念がやや後退したことや、北朝鮮の対外姿勢の軟化等が材料視され、軟調な展開が継続し、1320ドル台前半で越週した。

16.50ドル台前半でスタートした先週の銀相場は、米国の輸入関税引き上げによる貿易戦争への懸念に注目が集まる中、基本的には金相場に追随する展開となった。リスク回避的な買いを受けた金相場の上昇につられ一時16.80ドル台まで上昇するも、その後は利食い売りや、関税引き上げの対象国に例外が設けられるのでは、との期待感から、懸念がやや後退したことで軟調に推移した。週末に発表された米2月雇用統計は強弱入り混じる結果となったものの、売り材料の出尽くしから強含み16.50ドル台中盤で越週した。

105.70円近辺でスタートした先週の為替相場は、米株式が前週の大幅下落から反騰する中でドルが買い戻される展開となった。その一方で米国の鉄鋼・アルミニウムへの関税引き上げ発表を背景とした貿易戦争への懸念は継続し、反対派の政府要人の辞任等からリスク回避的な円買いが優勢となる場面も見られた。しかし、良好な米雇用関連指標や、北朝鮮の対外姿勢の軟化がドル買いを後押しし、週後半もドル台基調は継続した。週末には米2月雇用統計が発表されたものの、強弱入り混じる結果を受けて反応はまちまちで、106.80円近辺で越週した。