マーケット市況情報

2017年12月19日 10時00分

週報(12/11〜12/15)2017年12月19日 10時00分

890ドル近辺でスタートした先週のプラチナ相場は、週前半は良好な米11月生産者物価指数の結果を受けたドル高から一時870ドル台中盤まで下落した。その後、FOMC(米連邦公開市場委員会)での利上げの決定や2018年の利上げ見通しはほぼ予想通りだったものの、低インフレへの懸念が示唆されドルが下落したために下げ幅を縮小した。また週後半にかけて南ア与党の次期代表選を控え、民主化への期待感から南アランドが堅調に推移したことで強含むと890ドル台前半で越週した。

1240ドル台後半でスタートした先週の金相場は、週央に控えるFOMC(米連邦公開市場委員会)での利上げが確実視される中で軟調な推移となると、良好な米11月生産者物価指数の結果を受け一時1230ドル台後半まで下落した。その後は安値拾いから反発すると、FOMC後は利上げの決定や2018年の利上げ見通しがほぼ予想通りの結果となり市場に買い安心が広がると、低インフレへの懸念が示唆されドル安が進んだことも後押しし、1250ドル台後半まで続伸した。週末にかけて米税制改革法案が年内に成立するとの公算からドルや米株式が上昇したものの、金相場に大きな動きはなく1250ドル台中盤で越週した。

15.80ドル台後半でスタートした先週の銀相場は、概ね金相場につられる推移となった。週前半はFOMC(米連邦公開市場委員会)での利上げが確実視されていることや、良好な米11月生産者物価指数を背景に軟調に推移した。FOMC後は予想通りの結果を受けて買い戻しが進むと、インフレ懸念を背景としたドル安も後押しし、16.10ドル台後半まで上昇した。その後は16ドルを挟んだ推移となり15.90ドル台後半で越週した。

113.50円近辺でスタートした先週の円相場は、FOMC(米連邦公開市場員会)の結果発表を控えて様子見ムードが漂うも、米11月消費者物価指数のコア指数が予想を下回ったためにドルが売られ113円を割り込んだ。FOMC後は、利上げの決定や2018年の利上げ見通しは予想通りとなったものの、低インフレへの懸念が示唆されたためにドル安・円高基調が継続した。さらに、週後半にはECB(欧州中央銀行)理事会後のユーロ安・円高を材料に112円割れを試す展開となった。しかしその後、米税制改革法案が年内成立の公算との報道を背景としたドル買いが入ったため112.60円台前半で越週した。