マーケット市況情報

2017年11月14日 10時00分

週報(11/6〜11/10)2017年11月14日 10時00分

920ドル台中盤でスタートした先週のプラチナ相場は、独自要因が乏しい中で終始金相場につられる値動きとなった。週初はサウジアラビアの政情不安を受けたリスク回避志向の高まりを背景に金相場につられて値を上げた。その後、利益確定売りから反落したものの、米税制改革案に法人税の減税を一年先送りすることが盛り込まれるのでは、との報道を背景としたドルの下落や金相場の上昇から一時940ドル台後半に上昇した。しかし、週末には米長期金利の上昇を背景とした金相場の下落になびいて上げ幅を削り930ドル代前半で越週した。

1270ドル近辺でスタートした先週の金相場は、週初はサウジアラビアの政情不安を受けたリスク回避志向の高まりから上昇した。その後、利益確定売りから一時下落したものの、米税制改革案に法人税の減税を一年先送りにすることが盛り込まれるのでは、との報道を背景にドルや米株式が軟調に推移したことから1280ドル台後半にまで上昇した。しかし、週末にかけてECB(欧州中央銀行)の金融緩和縮小ペースが加速するとの思惑の広がりを背景にユーロ圏の長期金利が上昇すると、それを受けて米長期金利が押し上げられたことから下落し1270ドル代前半で越週した。

16.90ドル近辺でスタートした先週の銀相場は、週初はサウジアラビアの政情不安を受けたリスク回避志向の高まりや、原油相場の急騰を受けた非鉄金属相場の上昇を背景に一時17.30ドル近辺まで上昇した。その後反落すると、金相場が米税制改革案に対する先行き不透明感から週後半にかけても堅調に推移した一方で、軟調な非鉄金属相場を背景に上値の重い推移となった。週末には米長期金利の上昇を受けた金相場の下落につられて値を下げ16.80ドル台中盤で越週した。

114.10円近辺でスタートした先週の為替相場は、週初114円台後半まで円安に推移したものの、その後は利益確定のドル売りや、サウジアラビアの政情不安を背景としたリスク回避志向の高まりから円高基調の推移となった。日経平均の上昇を背景に日本時間は円安基調の推移が見られたが、前週に主要イベントを消化したことで、材料出尽くし感が漂う中でドル売り優勢の展開が続いた。また、米税制改革案に法人税の減税を一年先送りが盛り込まれたこともドル売り要因となり113.50円近辺で越週した。