マーケット市況情報

2017年06月20日 10時00分

週報(6/12〜6/16)2017年06月20日 10時00分

940ドル台中盤でスタートした先週のプラチナ相場は、週初はFOMC(米連邦公開市場委員会)を控えた模様眺めから動意の乏しい展開で始まると、前週に急騰したパラジウム相場が徐々に軟化したことにつられて930ドル近辺に下落した。その後、冴えない米経済指標を受けたドル安から上昇したものの、注目のFOMCでは市場の予想通り利上げが発表されたことに加え、償還期限が来た保有債権に対する再投資を年内にも縮小していくとの発表を背景としたドルの上昇から920ドル近辺まで下落した。そして週末には安値拾いから930ドル近辺まで反発し越週した。

1260ドル台後半でスタートした先週の金相場は、週前半は英総選挙、コミー前FBI長官の議会証言等の不安材料となってきたイベントを通過した安心感からやや売り優勢の展開で始まった。その後、冴えない米経済指標の結果を受けて1280ドル近辺まで上昇したものの、FOMC(米連邦公開市場委員会)後にはドルや米長期金利の上昇を受けて急落した。今回会合での利上げ決定自体は既に織り込み済みとなっていたものの、声明文で償還期限が来た保有債権に対する再投資を年内にも縮小していくと発表されたことが材料視された。週後半には米経済指標に良好な結果が続くなかドルが堅調に推移したことで続落し1250ドル台中盤で越週した。

17.20ドル近辺でスタートした先週の銀相場は、独自要因に乏しいなか金相場の動向につられる展開となった。週前半は前週の流れを引き継ぎ軟調に推移すると、冴えない米経済指標を背景としたドル安から一時は上昇に転じた。その後、FOMC声明文で償還期限が来た保有債権に対する再投資を年内にも縮小していくとの発表を受けたドルや米長期金の上昇を背景とした金相場の下落につられ下落した。週後半には米経済指標に良好な結果が続く中、ドル高や金相場の下落を受けて下げ幅を拡大し16.60ドル近辺で越週した。

110.30円近辺でスタートした先週の為替相場は、週初はFOMC(米連邦公開市場委員会)を控えて模様眺めから109円台後半から110円台前半で揉み合う展開となった。14日には米5月CPI(消費者物価指数)と米5月小売売上高が市場予想を下回ったことで一時108円台までドル売りが進んだものの、その後行われたFOMCでは市場の予想通り利上げが発表されたことに加え、声明文において償還期限が来た保有債権に対する再投資を年内にも縮小していくと示されたことでドルが買い戻された。その後、日銀金融政策定会合が行われるもほとんど材料視されず、NY連銀製造業景況指数をはじめ良好な米経済指標を受けてドル買い円売りの流れは加速し110.90円近辺で越週した。