マーケット市況情報

2017年06月06日 10時00分

週報(5/29〜6/2)2017年06月06日 10時00分

960ドル台中盤でスタートした先週のプラチナ相場は、祝日明けの欧米市場で前週末の上昇に対する利益確定から軟調に推移すると、南ア・ズマ大統領の不信任決議が否決されたことを受けた南アランド安が材料視され940ドル近辺まで下落した。また、週後半にはADP全米雇用報告の良好な結果を受けたドル高を受けて下げ幅を拡大し一時930ドルを割り込むまで続落した。しかし、米5月雇用統計の発表後は、非農業部門雇用者数の伸びが予想外の低水準に落ち込んだことを受けて、年内の利上げペースが鈍化するとの思惑が広がったことを背景とした金相場の上昇につられ下げ幅を縮小し、950ドル台後半で越週した。

1260ドル台後半でスタートした先週の金相場は、週初欧米市場が祝日休場だったことから落ち着いた流れで推移するも、祝日明けは利益確定の売りなどから軟調に推移した。その後トランプ大統領とロシアとの関係を巡る米政局不安や原油安などを背景としたドルの下落を受け、一時1275ドル近辺まで上昇したものの、ADP全米雇用報告の良好な結果を背景に上げ幅を削る展開となった。週末に発表された米5月雇用統計では失業率が若干改善したものの非農業部門雇用者数の伸びが予想を大幅に下回る低水準を記録したことや、3月、4月の雇用者数の伸びが下方修正されたことから年内の利上げペースが鈍化するとの思惑が広がった為に1280ドル近辺まで上昇して越週した。

17.40ドル近辺でスタートした先週の銀相場は、米5月雇用統計の発表を控えて様子見ムードが広がるなか、週前半から中盤にかけて17.40ドル近辺で小動きに終始する展開となった。しかし、中国で発表された経済指標が市場予想を下回ったことを背景とした非鉄金属相場の下落につられ17.00ドル近辺まで下落した。そして、週末に発表された米5月雇用統計では非農業部門雇用者数の伸びが予想外の低水準となったことを受けて年内の利上げペースが鈍化するとの思惑が広がったことを背景に上昇し、17.50ドル近辺で越週した。

111.30円近辺でスタートした先週の為替相場は、週初欧米市場が祝日休場だったことから落ち着いた流れで推移するも、祝日明けはトランプ政権とロシアとの関係を巡る問題を背景とした米政局不安などを受けて110.50円近辺まで円高に推移した。週後半には、ADP全米雇用報告の良好な結果を受けて一時111.70円近辺までドルが買い戻されたものの、週末に発表された米5月雇用統計では非農業部門雇用者数の伸びが予想を大幅に下回ったことを背景に、年内の利上げペースが鈍化するのではとの思惑が広がったことで、再びドル売りが優勢となり110.40円近辺で越週した。