マーケット市況情報

2017年05月30日 10時00分

週報(5/22〜5/26)2017年05月30日 10時00分

940ドル台後半でスタートした先週のプラチナ相場は、週初、米大統領選挙中のトランプ陣営とロシアとの関係を巡る米政権への不信感を背景とした金相場の上昇につられ約1ヵ月ぶりに一時960ドル近辺まで上昇した。その後、支援材料がない中で利益確定の売りに押され上げ幅を削ったものの、週後半は5月開催分のFOMC(米連邦公開市場委員会)議事録を受けて急速な利上げへの警戒感が後退したことや、良好な米消費者関連企業の決算を背景に堅調に推移した米株式を好感して上昇した。週末には英総選挙を巡る先行き不透明感を背景とした金相場の上昇も後押しとなり960ドル台中盤で越週した。

1250ドル台中盤でスタートした先週の金相場は、週初、米大統領選挙中のトランプ陣営とロシアとの関係を巡る米政権への不信感を背景に堅調に推移した。その後、米予算教書の発表内容が予想通りだったことから安心感が広がり上げ幅を削ったものの、注目の5月開催分のFOMC(米連邦公開市場委員会)議事録が発表されると、「追加利上げの前に最近の経済指標の弱含みが一時的なものである証拠を待つのが賢明。」との指摘を背景に、急速な利上げへの警戒感が後退したことで1260ドル近辺に上昇した。週末にかけては英総選挙に関する世論調査で与党のリードが縮小したことによる英政局への先行き不透明感から続伸し1260ドル台後半で越週した。

16.90ドル近辺でスタートした先週の銀相場は、米大統領選挙中のトランプ陣営とロシアの関係を巡る米政権への不信感を背景とした金相場の上昇につられて17.30ドル近辺まで上昇した。その後、金相場の反落を受け下落に転じると、中国格下げを受けた非鉄金属相場の下落になびき下げ幅を広げた。しかし、押し目買いから反発すると、5月開催分のFOMC(米連邦公開市場委員会)議事録の内容や、英総選挙を控えた英政局への先行き不透明感を背景とした金相場の上昇に追随したことで堅調に推移し17.30ドル近辺で越週した。

111.30円近辺でスタートした先週の為替相場は、北朝鮮によるミサイル発射実験を受け一時円高に推移したものの反応は鈍く、米予算教書の公表を背景に112円近辺まで円安が進行した。その後は5月開催分のFOMC(米連邦公開市場委員会)議事録の発表を控え模様眺めの展開が続いた。同議事録発表後は、インフレ率の弱さへの指摘や、「追加利上げには最近の米経済指標の弱含みを一時的なものとの証拠を待つのが賢明。」との指摘を背景にドル売りが優勢となったものの、6月利上げをほぼ確実視する大方の見方は維持されたことで反応は限定的となった。週末にかけて米国の3連休を控えた持ち高調整からやや円高の推移となり111.30円近辺で越週した。