マーケット市況情報

2017年05月16日 10時00分

週報(5/8〜5/12)2017年05月16日 10時00分

910ドル台中盤でスタートした先週のプラチナ相場は、フランス大統領選の結果を受けた欧州経済の先行き不透明感の後退から一時920ドル台中盤まで上昇するも米連邦準備制度理事会(FRB)高官が今後の利上げに対して強気な発言をしたことによるドル高から910ドル近辺まで反落した。その後、利益確定の売りから軟調に推移すると米国金利の上昇を背景としたドル高により一時900ドルを割り込むまで続落した。しかし、安値拾いや北朝鮮が核実験の実行を示唆したことによるドル安から910ドル近辺まで上昇すると、週末にかけても独自材料が乏しい中金相場の上昇につられ920ドル近辺まで続伸し越週した。

1220ドル台中盤でスタートした先週の金相場は、週初投機筋を中心とした買いにより一時1230ドル台中盤まで上昇するも、フランス大統領選においてマクロン氏が勝利したことによる欧州経済の先行き不透明感が後退したことから1220ドルを割り込んだ。その後、米連邦準備制度理事会(FRB)高官が利上げに対して強気な発言をしていることを背景とした6月利上げ観測の高まりから下値を探る展開となり1210ドル台中盤まで下落した。しかし、トランプ大統領によるFBI長官の解任を背景とした米国政局の先行き不安感の高まりや北朝鮮による核実験再開に関する報道から1220ドル台中盤まで値を戻した。週末にかけては引き続きトランプ政権に対する政権運営能力の先行き不安や米国で発表された経済指標が市場予想を下回った為に1230ドル近辺まで上昇し越週した。

16.30ドル台中盤でスタートした先週の銀相場は、一時16.40ドル台中盤まで上昇するも、利益確定の売りや金相場の下落につられる展開となったことで16.20ドル台中盤まで反落した。週央にかけても米連邦準備制度理事会(FRB)高官が利上げに関して強気な姿勢を示したことを背景としたドル高から16.05ドル近辺まで続落したが、北朝鮮による核実験示唆を背景とした地政学的リスクの高まりを材料とした金相場の上昇につられ16.30ドル近辺まで反発した。週末には独自材料が乏しい中金相場の上昇につられ16.40ドル近辺まで上昇し越週した。

112.70円近辺でスタートした先週の為替相場は、前週末に行われたフランス大統領選において、親EU派のマクロン氏が勝利したことによる欧州経済の先行き不透明感が後退したことから113.40円近辺まで円安に推移した。週央にかけては米連邦準備制度理事会(FRB)高官が利上げに関して強気な発言をしたことで114.20円近辺まで円安に推移するも、トランプ大統領によるFBI長官解任から米国政局の先行き不安感の高まりや北朝鮮による核実験の示唆から地政学的リスクが高まった為に113.50円近辺まで円が買い戻された。その後、週末にかけて発表された米経済指標が市場予想を下回ったことで円高に推移し113.20円近辺にて越週した。