マーケット市況情報

2017年04月04日 10時00分

週報(3/27〜3/31)2017年04月04日 10時00分

970ドル近辺でスタートした先週のプラチナ相場は、週明けは金相場の上昇につられて980ドル台後半まで上昇したものの、主要生産国である南アフリカ共和国のズマ大統領がゴーダン財務相を解任する方針を示したことを受けた南ア・ランドの急落に嫌気して下落した。その後も、米国で発表された各経済指標が市場予想を上回ったことを背景としたドルの上昇や金相場の下落から軟調に推移したものの950ドル近辺では実需筋の買いに支えれ週後半にかけては値動きの少ない展開となった。30日には複数のFRB高官が利上げペースに対して強気な発言をしたことを受けたドルの上昇や、ズマ大統領によるゴーダン財務相を含む閣僚9人の解任を受けて南ア・ランド安を背景に940ドル近辺まで下げ幅を広げたものの、安値拾いから反発し950ドル近辺で越週した。

1250ドル近辺でスタートした先週の金相場は、オバマケア(米医療保険制度改革)代替法案の採決を撤回したことを背景としたトランプ政権への先行き不安感の高まりにより1260ドル近辺まで上昇したものの、投機筋を中心とした利益確定の売りにより上値を重くすると、28日には米3月消費者信頼感指数が市場予想を大きく上回るなど、好調な米経済指標の結果を背景にドルや米株式が上昇した為に軟調に推移した。その後、英国のEU離脱の正式通告を受けて上昇する場面もみられたが、好調な米第4四半期GDP(確報値)や、複数のFRB高官から利上げペースの加速に言及する発言が出たことを背景に1240ドル近辺まで下落した。しかし、週末にはダドリーNY連銀総裁が利上げに対して否定的な考えを示したことを受けて買い戻され1250ドル近辺まで越週した。

17.80ドル台中盤でスタートした先週の銀相場はトランプ政権がオバマケア(米医療保険制度改革)代替法案の採決を断念したことを背景とした金相場の上昇につられて18ドル台に上昇した。その後、好調な米経済指標を受けたドルの上昇を背景に金相場が軟調に推移した一方で、原油相場が堅調に推移したことを背景とした非鉄金属相場の上昇に好感した買いに支えられ18.20ドル近辺を挟んでの揉み合う展開となり、同値近辺にて越週した。

110.90円近辺でスタートした先週の為替相場は、週初はトランプ政権がオバマケア(米医療保険制度改革)代替法案の採決を断念したことを受けた円高基調を引き継いだものの、米3月消費者信頼感指数等、好調な米経済指標を背景としたドル買いから円安に推移し111円台に入った。その後111円近辺で足踏みする展開が続いたものの、30日には昨年の米第4四半期GDP(確報値)が上方修正されたことや複数のFRB高官が講演で利上げに前向きな姿勢を示したこと等を背景にドル買いが進み一時112.10円近辺をつけた。週末には日経平均の下落を受けて円高に推移すると、ダドリーNY連銀総裁が利上げに対して否定的な考えを示したことを受けて111.40円近辺まで推移し越週した。