マーケット市況情報

2017年02月07日 10時00分

週報(1/30~2/3)2017年02月07日 10時00分

990ドル近辺でスタートした先週のプラチナ相場は、前週末の上昇に対する利益確定の売りから軟調に推移し970ドル台後半まで下落するも、トランプ米大統領の中東・アフリカ市民や難民の受入れを制限する旨の大統領令に署名したとの報道を背景とした金相場の上昇につられ990ドル台後半まで上昇した。その後、大台となる1000ドルにチャレンジするも独自材料がないことからも伸び悩み990ドル近辺から990ドル台後半で推移した。しかし、米連邦公開市場委員会(FOMC)後の会見で今後の利上げに対して市場が予想していたよりもハト派な内容だった為に米長期金利が低下したことによるドル安から一時1015ドル近辺まで上昇した。週末にかけては、大台を超えたことによる利益確定売りから再び1000ドルを割り込むと、週末に発表される米雇用統計の発表を前にしたポジション調整の売りも加わり一時980ドル台後半まで続落した。同指標発表後は強弱入り混じる結果となったことから、早期利上げ観測が後退したことによるドル安から1000ドル近辺まで上昇し越週した。

1190ドル近辺でスタートした先週の金相場は、トランプ米大統領が中東・アフリカ市民や難民の入国を制限する大統領令に署名したことや、大統領令に反対した司法長官代行を解任した為に今後の米国に対する外交政策の先行き不安感が高まり1210ドル台中盤まで上昇した。その後、週末に発表される米雇用統計の前哨戦となるADP雇用統計が市場予想を上回ったことから一時1200ドルを割り込む場面が見られたものの、トランプ大統領が日本や中国の通貨政策を批判したことによる今後の政局不安の高まりや、米連邦公開市場委員会(FOMC)で市場が予想していたよりも今後の利上げに対してハト派な内容だった事によるドル安から1220ドル台中盤まで上昇する展開となった。週末にかけては、3日に発表される米雇用統計の結果を見極めたいとの思惑によるポジション調整の売りから1210ドル近辺まで値を下げるも、同指標発表後は強弱まちまちの結果となり1220ドル近辺にて越週した。

17.10ドル台後半でスタートした先週の銀相場は、中国が旧正月により実需の買いが乏しい中、トランプ米大統領が中東・アフリカ市民や難民の受入れを制限する署名を行ったことや、反対した司法長官代行を解任した為に米国の外交政策に対する不安が高まり17.60ドル近辺まで上昇した。その後、利益確定の売りから軟調に推移するも米連邦公開市場委員会(FOMC)で今後の利上げに対してハト派な考えでいることが示されたことを背景としたドル安により17.70ドル近辺まで上昇した。しかし、利益確定の売りに上値を抑えられ17.40ドル近辺まで下落すると、週末は売り買いが交錯する展開となり同値近辺にて越週した。

114.50円近辺でスタートした先週の為替相場は、中東・アフリカの市民や難民などの入国を制限する大統領令に署名したとの報道がされたことから114.00円近辺まで推移すると、その後も同氏が中国と日本に対して通貨安を意図的に誘発していると批判したことから一時112.10円近辺まで円高に推移した。しかし、急激な円高に対する調整から113.00円まで推移すると、週末に発表される米雇用統計の前哨選となるADP雇用統計が市場予想を上回る結果となったことにから一時114.00円まで円安に推移した。そして、31日から行われていた米連邦公開市場委員会(FOMC)後の会見で、市場予想通り政策金利は据え置かれたものの、今後の利上げに対してもハト派な内容となったことを背景にドル安となった為に再び112.00円近辺まで推移した。週末、日銀が長期金利の上昇を抑えるために国債を買い入れる措置を実施したことで、一時113.50円近辺まで円安に推移したものの、米国で発表された雇用統計が強弱まちまちな内容となり円が112.60円近辺まで買い戻され越週した。