マーケット市況情報

2017年01月24日 10時00分

週報(1/16〜1/20)2017年01月24日 10時00分

980ドル台中盤でスタートした先週のプラチナ相場は、月曜までの米国連休が明けると投機筋を中心とした買いにより990ドルを突破したものの、節目となる1,000ドルの壁を突破するまでの続伸材料に乏しかったことから手仕舞われ、980ドル近辺まで下落した。その後、イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長が講演で、今後の利上げに対してタカ派的な発言をしたほか米国で発表された各経済指標が市場予想を上回ったことによるドル高から960ドル近辺まで下落した。週末にかけても投機筋を中心とした損失確定の売りにより一時950ドル近辺まで下落するも、週末に行われるトランプ新大統領の就任式の発言内容を見極めたいとの見方から960ドル近辺まで買い戻された。同氏の就任式では既存の掲げていた政策に対して、今まで通りのビジョンに終始したことからドル安に推移したことで980ドル近辺まで買い戻され越週した。

1200ドル近辺でスタートした先週の金相場は、月曜米国市場が祝日休場の為薄商いとなるも、連休明けは英国のメイ首相がEUからの完全撤退に関する最終合意に向けて議会への承認を求めるとの表明や、米国次期大統領のトランプ氏が現状のドル高に対して懸念を表明したことによるドル安から1220ドル近辺まで上昇した。その後、イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長が講演で2019年にかけて年数回の利上げが必要であるとしたことや、欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁が量的緩和の継続を示唆したことによるユーロ安・ドル高により1200ドルを割り込むまで下落した。しかし、週末にかけてトランプ新大統領が就任式で米国第一主義を改めて強調したほか、就任式後に環太平洋連携協定(TPP)から離脱を表明したものの、政策に対して具体的な内容が示されなかったことから1210ドル近辺まで買い戻され越週した。

16.80ドル近辺でスタートした先週の銀相場は、月曜金相場と同様米国市場が祝日休場となるも、連休明けは英国のEU離脱に関してのメイ首相の発言を背景に17.20ドル近辺まで上昇すると、その後も投機筋を中心に買い進まれ17.30ドル近辺まで上昇した。しかし、イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長が講演で今後の利上げに関して強気な発言を行ったこと等を背景としたドル高から17.00ドルを割り込むまで下落すると、投機筋を中心とした手仕舞い売りから一時16.70ドル台後半まで下落した。その後、週末にかけて売られ過ぎ感から買い戻されると、トランプ大統領就任式の演説内容を背景としたドル安から17.10ドル近辺まで上昇し越週した。

114.20円近辺でスタートした先週の為替相場は、英国のEU離脱に関して強硬懸念が高まったことで113.50円近辺まで円高に推移すると、同国のメイ首相が演説でEU単一市場からの撤退を表明したことで、一時112.50円近辺まで推移した。しかし、最終案は議員採決を取った上で行うとの指針を示したことで強硬離脱(ハードブレグジット)懸念が和らいだ為に113.50円近辺まで円安に推移した。その後、イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長が講演で2019年にかけて年数回の利上げが必要としたことや、米国の経済指標が市場予想を上回った為に114.50円近辺まで推移すると、米国のムニューチン次期財務長官が公聴会でドル高を容認する姿勢を示したことから115.50円近辺まで一時円安に推移した。しかし、週末に行われたトランプ米国新大統領の就任式では政策に関してなど具体的な内容が示されなかったことから失望感が広がり114.50円近辺にて越週した。