マーケット市況情報

2016年12月27日 10時00分

週報(12/19〜12/22)2016年12月27日 10時00分

930ドル近辺でスタートした先週のプラチナ相場は、前週末の急激な上げに対する利益確定の売りにより920ドル近辺まで下落すると、イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長の講演内容や米株式市場が最高値を更新したことを材料としたドル高を背景に下値を探る展開となり一時900ドル近辺まで下落した。しかし、割安感からの買戻しにより下げ幅を打ち消して920ドル近辺まで値を戻した。その後、原油相場が下落したことやクリスマスの連休を前にした手仕舞い売りにより上値の重い展開となり節目となる900ドルを割り込むと、損失確定の売りから下値を探る展開となり890ドル近辺にて越週した。

1130ドル近辺でスタートした先週の金相場は、トルコで起きたロシア大使銃撃事件による地政学的リスクの高まりにより1140ドル近辺まで上昇するも、イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長が講演で米国の雇用状況について力強い状況にあると述べたことや、米株式市場が最高値を更新したことにより1120ドル台中盤まで反落した。その後、クリスマスを前にしたポジション調整の買戻しにより1130ドル台中盤まで値を戻すと、週末にかけてクリスマスの連休を前に市場参加者が減少したことで薄商いとなり1130ドル近辺から1130ドル台中盤の狭いレンジで推移し同値近辺にて越週した。

16.10ドル近辺でスタートした先週の銀相場は、前週末の上昇に対する利益確定の売りにより軟調に推移すると、金相場の下落に嫌気した売りも加わり一時15.60ドル近辺まで下落するも、急激な下げに対する売られすぎ感から16.20ドル近辺まで買い戻された。しかし、銅などの非鉄金属が下落したことや、ドル高を背景とした金相場の下落につられ再び16.00ドルを割りこむと、クリスマスを前にしたポジション調整の売りにより15.70ドル近辺まで続落し越週した。

118.00円近辺でスタートした先週の為替相場は、トルコで起きたロシア大使銃撃事件を背景とした地政学的リスクの高まりにより116.50円台中盤まで円が買い戻されるも、イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長が講演で米国の雇用状況に対して強気な見方を示したことから117.50円近辺まで円安に推移した。その後、日銀の金融政策決定会合後の会見で現状の円安基調に対して容認と取れる発言がされたことや米国債利回りの上昇を受けて一時118.40円近辺まで推移した。週末にかけてはポジション調整から円が117.50円近辺まで買い戻されると、クリスマス休暇を前に市場参加者が減ったことから目立った動きはなく117.30円台後半にて越週した。