マーケット市況情報

2016年09月13日 10時00分

週報(9/5〜9/9)2016年09月13日 10時00分

1060ドル近辺でスタートした先週のプラチナ相場は、南アの鉱山労働組合であるAMCUが鉱山会社との賃金交渉が決裂したとの発表がされたことで合法ストライキを実施するとの見方が強まった為に堅調に推移すると、米国の祝日明けも米経済指標が市場予想を下回ったことによる当月利上げ観測後退を背景に1100ドル近辺まで上昇した。週末にかけては利益確定の売りから軟調に推移すると、その後も米地区連銀総裁が早期利上げに関して強気な姿勢を示したことからドルが対主要通貨に対して上昇したことや早期利上げを警戒した米株式市場の下落を背景に1060ドル台中盤まで下落し越週した。

1320ドル台中盤でスタートした先週の金相場は、米国市場が祝日休場だったことからも目立った値動きはなく推移するも、祝日明けは米国で発表された経済指標がおよそ6年ぶりとなる低水準の結果となったことを受けて、雇用環境以外でも米国経済への減速懸念が高まった為に1350ドル近辺まで上昇した。その後、利益確定の売りから軟調に推移するも欧州中央銀行(ECB)の会合内容を見極めたいとの思惑から様子見ムードが漂ったことで1340ドル近辺を推移した。同会合後は政策金利が市場予想通り据え置かれたことから投機筋を中心としたポジション調整の売りから1340ドルを割り込むと、週末には米地区連銀総裁が講演で米国の雇用環境に関して強気な姿勢を示したことや利上げに関してもタカ派的な発言をしたことによる早期利上げ観測の再燃から1330ドル近辺まで値を下げ越週した。

19.40ドル近辺でスタートした今週の銀相場は、金相場と同様に米国市場が祝日休場だったことから目立った動きはなかったものの、祝日明けは米経済指標が市場予想を大幅に下回ったことを材料とした金相場の上昇に好感し節目となる20.00ドルを突破すると、20.10ドル台後半まで続伸した。しかし、続伸材料に乏しいことからも利益確定の売りに上値を抑えられ再び20.00ドルを割り込むと、中国で発表された各経済指標が軒並み市場予想を下回ったことによる実需の減速懸念の高まりから19.00ドル近辺まで続落し越週した。

104.00円近辺でスタートした先週の為替相場は、月曜米国市場が祝日休場だったことから目立った動きはなかったものの、祝日明けは米国で発表された経済指標が市場予想を大幅に下回ったことによる米国経済の減速懸念の高まりから102.00円近辺まで推移した。その後円が101.50円近辺まで買い進まれると、欧州中央銀行(ECB)の会合内容を見極めたいとの思惑から様子見ムードが漂った。しかし、同会合では市場予想通り政策金利が据え置かれたことや債券購入期限の延長も行わなかった為にユーロ高・ドル安に推移した。その為ドル円相場も一時円高にするも、米地区連銀総裁が当月利上げに関して積極的な姿勢を示したことから102.60円近辺まで円安に推移し越週した。