マーケット市況情報

2016年09月06日 10時00分

週報(8/29〜9/2)2016年09月06日 10時00分

1070ドル近辺でスタートした先週のプラチナ相場は、金相場と同様に週末に発表される米雇用統計の結果を見極めたいとの思惑に左右される展開となった。週央では米経済指標が市場予想を上回ったことなどからドルが対主要通貨で上昇し1050ドル近辺まで下落すると、その後もADP雇用統計が市場予想を上回った為に下値を探る展開となった。しかし、週末に発表された米雇用統計が市場予想を下回る結果となったことや、失業率においても市場予想を若干下回る結果となった為に、月内利上げは行われないとの見方の広がりを背景とした米株式市場の上昇に好感し1060ドル近辺まで買い戻され越週した。

1320ドル近辺からスタートした先週の金相場は、週末の米雇用統計発表を控える中で、米経済指標が市場予想を上回ったことや、フィッシャー米連邦準備理事会(FRB)副議長が米国の労働市場に関して強気な姿勢を示したことから1310ドル近辺まで下落した。その後、米雇用統計の前日に発表されたADP雇用統計が市場予想を上回ると下げ幅を拡大し、1305ドル近辺まで下落した。しかし、1300ドルの大台割れを意識した動きや雇用統計発表前のポジション調整の動きから買戻しも入り1310ドル近辺に値を戻すと、週末に発表された同指標では市場予想を下回る結果となったことや、失業率に関しても市場予想を若干下回り過去2ヶ月の様な大幅な伸びが鈍化した結果となった。この結果を受けて、市場では9月の利上げは見送られるとの見方が強まったことで1320ドル台中盤まで買い戻され越週した。

18.60ドル近辺でスタートした今週の銀相場は、相場を動かす独自材料に乏しいことや金相場と同様に週末に発表される米雇用統計の結果を見極めたいとの思惑から目立った値動きはなく週末まで18.80ドルを挟む展開で推移した。その後、週末発表された米雇用統計では市場予想を下回ったことから、それまで話されてきた月内利上げ観測に関して見送られるとの見方が強まった為に19.30ドル台中盤まで上昇し越週した。

102.00円近辺でスタートした先週の為替相場は、前週末行われたイエレン米連邦準備理事会(FRB)議長やフィッシャーFRB副議長の発言が材料視される展開となったことで103.00円近辺まで推移した。その後も米経済指標が市場予想を上回ったことや週末行われる米雇用統計の前哨戦となるADP雇用統計が市場予想を上回る結果となったことからも月内利上げへの見方の高まりから一時104.00円近辺まで円安に推移した。週末に発表された米雇用統計では市場予想を下回る結果となったことや、失業率に関しても市場予想を若干下回るとの結果になった為に一時103.00円を下回る結果となった。しかし、急激な円高に対する警戒感等から104.00円近辺までドルが買い戻され越週した。