マーケット市況情報

2016年07月05日 10時00分

週報(6/27〜7/1)2016年07月05日 10時00分

990ドル近辺でスタートした先週のプラチナ相場は、金相場と同様に前週末の英国のEU離脱問題を背景とした急伸に対する利益確定売りから970ドル近辺まで値を下げるも、欧米株式市場の上昇が下支え材料となったことで売り買いが交錯し980ドルをはさむ展開で推移しました。その後、原油相場の上昇や欧州及び世界経済悪化への懸念による米国の追加利上げ観測の後退やイングランド中央銀行(BOE)総裁が追加緩和を示唆する発言を行ったこと等を背景に1020ドル近辺まで上昇すると週末にかけても金相場の上昇や米株式市場の連日の上昇につられ1060ドル近辺にて越週しました。

1330ドル近辺でスタートした先週の金相場は、前週末に行われた英国のEU離脱に関する国民投票で離脱派が勝利したことを背景とした欧州及び世界経済の悪化懸念の高まりによる急伸に対する利益確定の売りにより一時1300ドル近辺まで下落しました。その後、押し目買いから1320ドル台中盤まで反発するも、リスク回避の流れが一服したことによる欧米株式市場での買戻しを背景に上値の重い展開となり、1310ドル近辺まで反落しました。週末にかけても英国のEU離脱に対しての過度な反応は収まりつつあるも、イングランド中央銀行(BOE)総裁が追加緩和を示唆する発言を行ったことや欧州中央銀行(ECB)でも追加緩和を検討しているとの一部報道を受けて1330ドル台後半まで上昇し越週しました。

17.70ドル台中盤でスタートした先週の銀相場は、英国のEU離脱によるリスク回避の買いと、利益確定の売りが交錯したことで17.50ドル近辺から18.00ドル近辺の狭いレンジで推移しました。その後金相場に対しての割安感から投機筋を中心に買い進まれ19.00ドル近辺まで続伸すると、週末にかけても金相場の上昇につられ19.60ドル近辺にて越週しました。

101.60円近辺でスタートした先週の為替相場は、英国のEU離脱の決定による英国及び世界経済の先行き不透明感を背景としたリスク回避の流れから一時101.50円近辺まで円高に推移するも、前週末の急激な円高に対する警戒感から102.50円近辺まで円安に推移しました。その後、英国のEU離脱問題を材料とした世界的な景気後退への懸念の高まりを背景に、米地区連銀総裁が今後の追加利上げに関して消極的な発言をしたことによる追加利上げ観測の後退から米株式市場が上昇した為に一時103.40円台後半まで推移しました。しかし、週末にかけて米国の30年債利回りがおよそ60年ぶりとなる水準まで下落したことを背景に102.50円台中盤まで円高に推移し越週しました。