マーケット市況情報

2016年06月21日 10時00分

週報(6/13〜6/17)2016年06月21日 10時00分

990ドル近辺でスタートした先週のプラチナ相場は週前半に英国のEU離脱を問う国民投票を控え、離脱した際の欧州及び世界的な景気後退への懸念から970ドル台前半まで下落しました。その後は週末にかけて、米連邦公開市場委員会(FOMC)後の声明から米早期利上げ観測の後退やアジアを中心とした押し目買いから980ドル台後半まで上昇するも欧米時間には英国のEU離脱をにらんだリスク回避の売りから970ドル近辺まで反落する展開が続き、966ドルにて越週しました。

1275ドル近辺でスタートした先週の金相場は翌週後半に英国でEU離脱を問う国民投票を控え、英国の世論調査で軒並みEU離脱派が残留派を上回る結果が出たことを材料に、1280ドル台半ばまで上昇するも、週半ばに米連邦公開市場委員会(FOMC)開催を控え模様眺めの展開となり、その後は小動きとなりました。米FOMCでは予想通り金融政策は据え置きとなりましたが、声明から今後の利上げペースが緩やかになるとの思惑から1290ドル台後半まで上昇すると、英国の国民投票が意識され、一時1310ドル台半ばまで上昇しました。週後半には利益確定売りに加え、英国の国民投票でEU残留派議員が襲撃され死亡したことで同情票が集まり、残留派が優勢になるとの思惑から一時1270ドル台後半まで急反落するも週末には押し目買いなどから反発し、1295ドルにて越週しました。

17.30ドル台でスタートした先週の銀相場は週初に利益確定売りなどから一時17.10ドル台前半まで下落するもすぐに17.30ドル台を回復した後は週半ばにかけて17.40ドルを挟んだ小動きとなりました。その後は米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を受け、金相場同様に堅調に推移し、週後半には一時17.80ドル近辺まで上昇するも金相場の下落や利益確定売りなどから反落し、17.41ドルにて越週しました。

106.8円近辺でスタートした先週の為替相場は、英国のEU離脱を問う国民投票の世論調査で離脱派が残留派よりも優勢と報じられたことからリスク回避の円買いで週前半に106円近辺まで円高が進みました。その後は週半ばに予定されている日米中央銀行による金融政策決定を控えて小動きに終始するも、米連邦公開市場委員会(FOMC)では利上げ見送りの決定及び利上げペースの鈍化観測、日銀金融政策決定会合では追加緩和の見送りが決定されると英国のEU離脱観測も相俟って投機的な円買いから2014年8月以来となる一時103.6円近辺まで急速に円高が進みました。その後は米株上昇や利益確定の円売り、英国のEU残留派の巻き返し観測から円は反落し、104.15円近辺で越週しました。