マーケット市況情報

2016年06月14日 10時00分

週報(6/6〜6/10)2016年06月14日 10時00分

980ドル台中盤でスタートした先週のプラチナ相場は、前週末の上昇を引き継ぎ990ドル近辺まで上昇し1000ドルをチャレンジする展開となるも、1000ドルの壁が厚く超えられなかったことによる失望感からの手じまい売りにより一時980ドル近辺まで反落しました。しかし、ナイジェリアでの石油施設襲撃事件を背景とした原油相場の上昇につられ1000ドルを突破すると、ドル安も追い風となり一時1020ドル近辺まで上昇しました。週末にかけて急激な上昇に対する利益確定の売りにより再び1000ドル近辺まで下落すると、週末にかけてのポジション調整の売りも加わり990ドル台中盤まで続落し越週しました。

1240ドル台中盤でスタートした先週の金相場は、6日に行われたイエレン米連邦準備理事会(FRB)議長の講演で、前週末に発表された米雇用統計の結果が市場予想を下回ったものの米経済に対して比較的楽観的な見方を示しました。しかし、目先の利上げ観測の後退によるドル安から8日にかけて1260ドル近辺まで上昇すると、その後も英国のEU離脱への警戒感の高まりを背景とした欧州経済の不透明感も相場を押し上げる材料となり1270ドル近辺まで上昇しました。週末にかけても欧米株式市場が下落したことを背景としたリスク回避の流れにより1270ドル台中盤まで上昇し越週しました。

16.40ドル近辺でスタートした先週の銀相場は、早期利上げ観測の後退によるドル安を背景とした金相場の上昇につられ17.00ドルを突破すると、投機筋を中心とした買いも加わり一時17.20ドル近辺まで続伸しました。その後、中国で発表された各経済指標が軒並み低調なことによる実需の後退懸念から17.00ドルを一時割り込んだものの押し目買いから17.30ドル近辺まで値を戻すと、週末にかけて売り買いが交錯し同値近辺にて越週しました。

106.50円近辺でスタートした先週の為替相場は、前週末の米雇用統計の結果を背景とした急激な円高に対する調整から107円近辺まで円安に推移すると、イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長が講演で米国経済に対して楽観的な発言をされたことも材料視され107.60円近辺まで推移しました。その後も、円安基調を引き継ぎ一時107.80円近辺まで推移するも米国の10年金利が低下したことによる米国経済の減速懸念の高まりから107.20円近辺まで円が買い戻されました。週末にかけて英国のEU離脱懸念の高まりによる欧州経済への不透明感の高まりや欧米株価が下落したことで106.40円近辺まで円高に推移するも、ポジション調整から106.90円台中盤までドルが買い戻され越週しました。