マーケット市況情報

2016年06月07日 10時00分

週報(5/30〜6/3)2016年06月07日 10時00分

980ドル近辺でスタートした先週のプラチナ相場は、前週行われたイエレン米連邦準備理事会(FRB)議長の講演内容を背景としたドル高から970ドル近辺まで下落するも、安値拾いから980ドル近辺まで反発しました。その後米自動車販売台数が市場予想を下回ったことから970ドル近辺を割り込むと石油輸出国機構(OPEC)の総会で増産凍結の見送りが決定したことを受けて950ドル近辺まで続落しました。しかし週末に発表された米雇用統計の結果が市場予想を大幅に下回る内容で米国経済の減速懸念が高まったことによるドル安から大幅に値を上げ980ドル台前半にて越週しました。

1210ドル台中盤でスタートした先週の金相場は、前週末に行われた イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長の講演で、雇用などの状況改善を前提としつつも利上げに対して積極的な考えにあるとの発言を背景に一時1200ドル近辺まで下落するも、その後は利上げの条件として掲げられている雇用改善の指標の1つである米雇用統計の結果を見極めたいとの思惑から様子見ムードが漂った為に1210ドル近辺まで買い戻されると、同値近辺をはさむ展開で推移しました。その後週末に発表される米雇用統計の前哨戦となるADP雇用統計では概ね市場の予想通りの内容だったことから大きな値動きもなく推移しましたが、雇用統計が発表されると市場予想を大幅に下回る内容だったことから米経済の減速懸念を背景とした6月利上げ観測の後退から急激に買い戻され1240ドル台中盤にて越週しました。

16.20ドル台近辺でスタートした先週の銀相場は、前週末の下落の流れを引き継ぎ15.90ドル近辺まで下落するも、押し目買いから16.10ドル近辺まで買い戻されました。その後、独自材料に乏しいことから16.00ドルを挟む展開で推移しましたが、週末に発表された米雇用統計で市場予想を大幅に下回る結果を背景とした金相場の急伸につられ16.40ドル近辺にて越週しました。

110.50円近辺でスタートした先週の為替相場は、安倍首相が消費増税の見送り報道を背景に一時111.50円近辺まで円安に推移しました。しかしその後の会見で期待されていた補正予算に関してのコメントが一切なかったことへの失望感から109.00円近辺まで円が買い戻されました。その後、週末に発表される米雇用統計の結果を見極めたいとの思惑から様子見ムードが漂い109.00円近辺を推移しましたが、発表後は市場予想を大幅に下回る内容だったことを背景とした米経済の減速懸念の高まりから106.50円近辺まで急激に円が買われ越週しました。