マーケット市況情報

2016年01月19日 10時00分

週報(1/12〜1/15)2016年01月19日 10時00分

880ドル近辺でスタートした先週のプラチナ相場は、中国株式市場の大幅な下落を背景とした工業用需要の後退懸念の強まりから840ドル近辺まで下落しました。しかし、その後は中国人民銀行の大幅な為替介入を材料とした中国株の上昇を背景に実需の回復期待感が強まったことで下支えされ840ドルを挟む展開で推移すると、週末にかけて金相場の反発につられ一時850ドル近辺まで反発しました。しかし、フランスの大手自動車会社へ排ガス規制不正操作問題での立ち入り調査が実施されたことや米経済指標が市場予想を下回った事を背景に820ドル台後半まで下落し越週しました。

1110ドル近辺でスタートした先週の金相場は、中国の株式市場が下落したことを受けて買いが見られたものの、前週までの中国株式市場の下落から始まった世界的な株安や中東問題等へのリスク回避先として買われていた分の利益確定売りや原油相場の下落に押され1080ドル近辺まで下落しました。その後、中国経済への先行き懸念が拭えていないことや安値拾いにより一時1090ドル台中盤まで反発しましたが、米株式市場が反発すると市場では世界的な株安の動きに歯止めがかかったとの見方が広がり、一時1070ドル近辺まで急落しました。週末には米経済指標が市場予想を下回った事を背景に1090ドル近辺まで反発し越週しました。

13.90ドル台後半でスタートした先週の銀相場は、原油相場の下落等に嫌気した金相場の下落につられ13.80ドル近辺まで推移するも、実需を中心とした安値拾いに下支えされたことで売り買いが交錯し13.80ドルから13.90ドル近辺の狭いレンジで推移しました。その後、金相場の反発につられ一時14.20ドル近辺まで上昇するも、中国や米国の株式市場が反発したことで世界的な株価の下落が落ち着いたとの見方の広がりを背景とした金相場の下落につられ13.90ドル近辺まで下落し越週しました。

117.20円近辺でスタートした先週の為替相場は、中国の株式市場が大幅に下落したことを受けて一時116.60円近辺まで推移しましたが、中国人民銀行の為替介入をしたことにより中国株式市場が下げ止まり反発したことや、同国の貿易統計が市場予想を上回ったことから一時118.40円近辺まで反発しました。しかし、その後米連邦準備制度理事会(FRB)当局者が米国内外の経済減速観測を背景に利上げのペースをさらに緩やかにする必要性があるとの姿勢を示したことから117.40円近辺まで推移しました。週末には米小売売上高が市場予想を下回った事から、今後の米国の利上げペースが鈍化されるとの見方がさらに広がったことで一時116.60円近辺まで推移するも117.05円近辺まで反発し越週しました。