マーケット市況情報

2015年12月01日 10時00分

週報(11/24〜11/27)2015年12月01日 10時00分

850ドル台中盤でスタートした先週のプラチナ相場は、上げ材料が乏しい状況に嫌気した投機筋を中心とした損失確定の売りから軟調に推移し840ドル近辺まで下落すると、その後もトルコとロシアの緊張状態を背景とした欧州株式市場の下落を材料におよそ7年ぶりとなる830ドル近辺まで続落しました。週末にかけてロシアのGokhran社がNorilsk社からプラチナとパラジウムを各1t購入し今後2年間は売却しないとの発表報道が入ると反発し850ドル台中盤まで値を戻すも中国の株式市場が大幅に下落したことを背景としたアジア圏の実需後退懸念から前日までの上げに対する利益確定の売りにより830ドル台中盤まで下落し越週しました。

1070ドル台後半でスタートした先週の金相場は前週末の上げに対しての利益確定の売りから軟調に推移し一時1070ドルを割り込むもシリア国境付近でのトルコ軍によるロシア軍機撃墜の報道を受け、中東諸国を中心とした地政学的リスクの高まりが意識されたことで1080ドル近辺まで買い戻されました。しかし、この緊張関係は短期的な問題であるとの見方が広まったことや米各経済指標が市場予想を上回った為に上げ幅を削り1070ドル近辺まで下落しました。その後、米国が感謝祭の祝日によりで市場参加者も減り薄商いとなりましたが、祝日明けは欧州中央銀行(ECB)が追加緩和に踏み切るとの思惑が広がった為にユーロ安ドル高に推移したことで割高感から1050ドル後半まで下落し越週しました。

14.10ドル近辺でスタートした先週の銀相場は、金相場の下落に嫌気し一時14ドルを割り込むも実需を中心とした安値拾いやトルコ軍のロシア軍撃墜報道を背景とした金相場の上げにつられ14.30ドル近辺まで反発しました。その後は米国が感謝祭に入ることから値動きが乏しい展開となり14.20ドル近辺から14.30ドル近辺の狭いレンジで推移しましたが、祝日が開けると中国の株式市場が大幅に下落したことを背景に中国を中心とした実需の先行き不透明感から一時14.00ドルを割り込も安値拾いにより買い戻され14.05ドル近辺にて越週しました。

122.80円近辺でスタートした先週の為替相場は、米経済指標が好調だったことから123.20円近辺まで推移しましたが、トルコ軍のロシア軍機撃墜報道を背景とした地政学的リスクの高まりを背景に122.40円近辺まで円高に推移しました。しかし、一時的な緊張の高まりと判断されたことや、その後発表された米経済指標が好調だったことによる12月への利上げ期待感の高まりから122.80円近辺まで推移しました。週末にかけて米国が感謝祭の為に市場参加者が減ったことで薄商いとなり値動きも乏しい展開となり同値近辺にて越週しました。