マーケット市況情報

2014年09月09日 10時00分

週報(9/1〜9/5)2014年09月09日 10時00分

1420ドル近辺でスタートした先週のプラチナ相場は、月曜は米市場が休みだった事から落ち着いた流れとなるも、その後、米経済指標が市場予想を上回ったことや、ロシアの地政学的リスクの後退、ECBの利上げなどを背景に下落した金相場の動きを受けて1400ドル近くまでプラチナ相場も下落しました。しかし、8月の米自動車販売台数の好調などが相場を下支えすることとなり1400ドル近辺は割り込まず、週末の米雇用統計の発表後は数字の悪化を受けた米利上げ慎重論を背景とした株高などから1412ドルに値を戻して越週しました。

1280ドル台中盤でスタートした先週の金相場は、月曜は米市場が休みだった事から大きな動きはなかったものの、8月の中国や欧州の製造業購買担当者景況指数(PMI)が軒並み前月から低下し、米以外での世界経済の後退懸念から1290ドル近辺まで上昇しました。しかし、米の8月ISM製造業景況指数が良好だったことや、ウクライナを中心としたロシアの地政学的リスクの後退観測を受けて軟調に推移し1260ドル近辺まで下落しました。その後、欧州中央銀行(ECB)が市場予想に反して金利引き下げを発表したことで、欧州経済への不安感が強まり、欧州時間では堅調に推移し1280ドル近辺まで買い進まれたが、好調な米貿易収支等経済指標を背景に株高・ドル高に推移した事や雇用統計を前にしたポジション調整の売りにより1260ドル近辺まで下落しました。しかし、同指標が市場予想を下回る結果となったことから米の早期利上げ懸念が後退し1270ドル近辺まで上昇し越週しました。

19.40ドル近辺でスタートした先週の銀相場は、当初は中国の製造業購買担当者景況指数(PMI)が前月よりも低下したことから実需の低下懸念により軟調に推移しましたが、米が休場だったことで下げ幅は限定的でした。しかし、休み明けは米の経済指標が好調なこと等を背景とした金相場の下落に嫌気した売りから19.10ドル近辺まで下落しましたが、欧州中央銀行(ECB)の金利引き下げを材料とした金、プラチナ相場の上昇を材料に19.40ドル近辺まで上昇しました。その後、金相場と同様に米の雇用統計を前にしたポジション調整等の売りから18.90ドル近辺まで売られましたが、同指標が市場予想よりも悪かったことから、買い戻され19.20ドル近辺にて越週しました。

104円近辺でスタートした先週の為替相場は、当初米が休場だったことから大きな動きはありませんでしたが、休み明けは米の8月ISM製造業景況指数が良好だった事を背景にした米経済の回復期待から一時105円まで売られるとロシアとウクライナの停戦への期待感も後押しとなり105.30円台まで売り込まれた後、急激なドル高への警戒感や投機筋の円買いにより104.80円台まで買い戻されました。その後も、米経済の回復期待感の勢いは衰えず再び105.70円台まで売られましたが、米の雇用統計の発表が市場予想を下回る結果となったことから一時104.70円まで円が買い戻されたものの、米経済の回復は順調との見方は変わらず、再度105.10円近辺まで売られ越週しました。